2019年11月13日水曜日

工房との決まり事ってありますか?


Question

ヘッドは 何でも いい??ってわけでは ない! かな
もちろん クラフト工房さん へ行って とりつけてもらいますが、
シャフトだけ 持って行って なんか? 着けてください?
または 自分の好きな ヘッドも 持ち込み か?
つまり 相性や 決まり事って どうなっているのでしょうか?


Answer

そういう意味では決まり事はありません。
工房としては工賃と材料代の両方で儲ける事はできるのです。
たとえばDRを二本持って行って、ヘッドとシャフトを交換してもらう
事もできます。

その分工賃として支払うので作業代だけでも良いのですが、できれば個
人経営の工房はそこでヘッドやシャフトを購入するととても喜ぶと思い
ます。

工賃は相場があって、シャフト交換では3000円程度しか請求できな
いのですが、シャフトは仕入れが6000円でも3万円ほど請求すする
事ができるので利益が違います。

通販で安く買える物でもお店や工房で買うと高いのは仕方がないと言え
るでしょう。
特に工房はどんどん減っているのが現状で、個人で営業している所は都
内では数軒しか残っていません。

その分チェーン店で一か所に集めて作業を行ったり、工場に戻してとい
う形で対応するようになりましたので、以前のように直接持ち込んで、
相談しながら知恵を借りながら要望を伝える事が出来なくなり、とても
不便な状況です。

また、練習場にはプロの試合に出向くトラックで平日に営業している人
達もおりますが、やはり数が少ないので地域によっては探すのが大変だ
と思います。

できれば直接話をしながら要望を伝えたり、色々な方法がある事も教え
てもらいながら方針を決めたりできるように、個人の工房を守って行け
ればと思います。

その際もやはり、こちらの要望通りに調整してくれるクラフトマンが貴
重ですので、横柄な人やシャフトで儲けるために嘘を言うような人では
協力する気持ちにはなれません。

自分好みのシャフトを作るには結局試行錯誤が必要になりますので、何
度も持ち込んで試しに付け替えてもらうため、工賃だけでもかなり貢献
はできるのですが、持論を押し付けてきたり、高いシャフトを買わされ
たりが多かったので自分で作業をする人も増えてきました。

シャフトの付け替えなどは簡単な道具でできるのですが、ライ角やロフ
ト角を変えるのは道具も技術も必要で、どこまでできるようになるかは
個人差がありますが、工具は倒産した工房の中古品がどこかで眠ってい
るはずですので、探せば何とかなるかも知れません。

スコアを追究していくとライ角が合っていないなどの細かい所が気にな
る事がありますので、融通が利いて要求を満たしてくれる工房を地域と
して守って行く事も必要なのかも知れませんね。





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