2019年11月30日土曜日

強風対応について


Question

とにかく、アゲンストの強風がふかれると、不快感が出てきて、バックスイング中に
押されてミスショットが出たり、ナイスショットしても届かなかったり、思ったより
風がなく飛びすぎたりしてると、メンタル的にも萎えてきます。

番手あげて低い球打つとかはやるんですが、特にスイングしにくいのが気になって
仕方ないです。
強風アゲの時って、スコアやショットの影響どうですか?
どうやってスイングを保つのでしょうか?


Answer

アゲンストの場合にはまず飛距離は諦める事が大切です。
ジャックニクラウスはシニア現役当時、14打中12打はピンポイントでFWの右や
左の280Y先に落としていました。

そして、アゲンストのホールは260Y、フォローのホールは300Yと打ち方を変
えずに全く同じ打ち方をしていました。

かなりの強風でない限り、打ち方を変えない方が逆にスイングを崩さずに済むかと思
います。

あまり酷い時にはパンチショットやコントロールショットで対応するのですが、それ
でも飛距離はかなり減って不満が出ると思います。
また、その強さの計算が難しく風を読む事すら出来ない事が多々あります。

プロのトーナメントでも風の日はスコアがかなり悪く、優勝スコアをイーブンにする
設定でも5打~10打はオーバーしてしまいます。

球にあるディンプルは風によって浮くようになっているのですが、それによって風の
抵抗が強くなるためにアゲンストの場合には吹き上がってしまい、戻されるかと思う
ほど高く上がってしまう事があります。

良く分かるのが打ち下ろしのパー3です。
6番アイアンで思い切り打って届かない場合でも、8番アイアンのコントロールショ
ットで届く事などがあり、バックスピンによって飛距離がかなり減ってしまう事が分
かります。

アゲンストを好きな人は恐らくいないと思います。
誰でも苦戦するためにまずはそれを受け入れる事が大切です。
メンタル的に不快感があると、それだけでまともに打てなくなりますので、まずは風
は諦めるしかありません。

風や雨は自然との闘いになりますが、スコアは落ちるのは当然な事で、それで良いと
思うしかありません。

何とか我慢し、凌ぐ事だけ考えてタンタンとプレーする事です。
不快感や不満だらけで回るのではなく、上手く切り抜けている自分を楽しみながら回
る事で大崩れする事を避ける事ができます。

河川敷などの風が強い所に行って練習するなどの前向きな姿勢で風を楽しむように努
力される事をお奨めします。
特に横風などは曲げ球の練習になり、強風でも真っ直ぐに飛ぶと嬉しくなるものです。

ゴルフは自然との戦い、そして自分との闘いです。
メンタルトレーニングだと思って真摯に受け止めるようにしましょう。




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