2020年1月29日水曜日

力を入れるのは切り返しからですか?


Question

アイアンショットで力を入れるのはトップで切り返す時からですか?
それとも切り返す瞬間はそれほど力を入れずにインパクト前?後?に
力をいれますか?
力を入れないって方は元々めちゃくちゃ力がある方なんですか?


Answer

それぞれの部位の動きができるようになったら、今度はいつその動作
を入れるかのタイミング調整を行います。

ゴルフは武道と同じで型を覚えるのが基本です。
力を入れる入れない、脱力と良く一般的い言われるのはどこの筋肉の
事なのかが分かりません。

体には数多くの筋肉があり、その一つ一つが違うタイミングで働いて
始めてスイングが成り立つのですが、全身の筋肉を一度に入れたり全
部を同時に脱力したりしたのではスイングになりません。

ある筋肉はその位置を保持する程度に力が入っており、ある部位はほ
ぼ完全に脱力、そしてある部分はかなりの力を入れるなど、それぞれ
に仕事をするタイミングがあります。

ダウンスイングではトップからインパクトまでどのような動作をする
のかは打法によって違います。

それぞれの打法はそれぞれ違った理論で型ができていますので、それ
らをそのまま動かす事が大切です。

一番シンプルな打法は基本動作として色々な打法の基本になっている
のですが、そのスイングは飛距離は一番短い打法です。
このシンプル打法では腰の位置に降りて来るまでグリップも腕も力は
入れません。

腕もクラブも重力がありますので自然に落下する力で落としてきます。
そして、腰の位置からはいわゆるビジネスゾーンと言われ、仕事をす
る領域になります。

ビジネスゾーンではリリースと言うクラブを返す作業に入りますが、
それもほとんど自然にクラブが返る力を利用し、クラブに仕事をさせ
ると言われる程度に返す力を加えます。

したがって握力を増し、両腕を伸ばす力を加えるのはビジネスゾーン
だけです。
それまでは10のスケールで言うと2~3程度の力量を維持します。

このように打法や表現方法にかなりの違いがあり、意味が通じていま
せんので、曖昧な指導内容ではなく具体的な動作としてメカニズムを
習得する事が大切です。




0 件のコメント :

コメントを投稿