2020年1月6日月曜日

トップを浅くしたら良く当たる


Question

コンスタントに80台前半を目指し練習しています。
最近、テイクバックを浅く、シャフトは地面と平行までは上げず、
コックを入れて30度左側に傾く程度。

そのような低い位置のトップを意識した方が、インサイドから下ろしやすく、
シャフトのシナりも使え、安定感が非常に良いのです。
フェードから軽いドローにもなりました。

飛距離もほぼ変わらず、球がロフト通りに上がるし、とにかく良い事ばかり。
なぜトップを低く意識しただけで、こんなにミート率が上がるのですかね?

また、このスイングを定着させていった方が良いのですか?
しっかり高いトップから打てるように練習した方が良いのですか?


Answer

シャフトが垂直から30度傾いた深さはPWでは普通です。
シャフトが水平にまで深く上げるのはDRの時だけで、番手によって深さは違
います。

恐らく今までPWなのに水平まで深く上げておられたのでしょう。
スコア的にどの番手も同じ深さで上げておられたのかと思います。

トップの深さは番手ごとに違うと言うのが基本です。
スタンス幅も違い、前傾角度も番手ごとに違い、球と自分との距離も違うのに、
それを適当に立って適当に打っている人がほとんどです。

これでは何十種類も何百種類もの軌道や姿勢を練習していることになり、再現
性を上げる事が難しく、自ら練習の成果が出ない道を歩んでいるようです。

トップを浅くするとフェイドがドローになったと言う事ですが、これはその深
さとは関係なく、深い分だけ肩が早く開いただけの話です。

左腕が水平でシャフトが垂直より30度ほど傾いたトップの位置とは、ほぼハ
ーフスイングです。
PWはほとんどこの位置から切り返しますので、まずそれを定着させる事が大切
です。

そして、徐々に番手を長くして行き、最終的にはDRの練習でシャフトが水平に
なるまで深く上げる練習で、それぞれの番手による深さを定着させる必要があ
ります。

ただ、体に対しては同じ角度で振る事、同じ力と時間を使って振る事が大切で、
それをどの番手も統一する事が基本です。

これらは最初にスクールで教えてもらう事ですので、恐らく我流で90台が出
せるようになった方だと思います。
これからもいくらでもこのような重要なポイントが出てきますので、基本や原
理くらいは教えてもらってはいかがでしょうか?




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