2020年2月3日月曜日

ゴルフスイングで体重移動は必要か?


Question

ゴルフスイングのフィニッシュって、左足に体重が乗ってて、左膝は
伸び、右足はつま先のみが地面につくのが、スイングのお手本とさ
れてますが、実際どうなのでしょう?

私は体重移動をせず、フィニッシュでは右足は飛球方向には向けま
すが、右足かかとは地面に付くか、わずかに浮く程度にしてます。

左膝の曲がり具合はアドレス時のままにします、
そうすればインパクト時にトップがなくなりますし、体の軸もアドレ
スから移動しないので、安定感があります。

いかがでしょうか?


Answer

体重は移動しなくても打てます。
左一軸やスタック&ティルトは最初から左に重心を置いて打ちます。
ところが飛距離が出ない事からタイガーウッズは3年間でそれを定着
させてからまた元のスイングに戻しました。

結局どんな打法でも打てるのですが、飛距離が欲しいのか正確性が欲
しいのかで内容が違ってきます。

左膝を伸ばすのは腰を大きく開いた場合に自然に伸びてしまう事や、
また、腰を開く速度を上げるために左脚のつま先で蹴って左の腰を後
方打席方向に突き出して腰全体を回転させる動作を組み込んだ打法は
左の膝が伸びます。

これは飛距離を出すための技術ですので、昔の打法のように左膝を曲
げたまま打っても良いのですが、ここに飛距離的な差が生れると言う
事です。

また、右足のカカトを上げずに打つ事も出来ますが、これもカカトを
上げてつま先で蹴ると腰の回転が加速するため、これも飛ばしの技と
して組み込むかどうかの選択の問題です。

インパクトでトップすると言うのは左膝を伸ばした時のようですが、
これは腰を引く事で高さが変わらずにトップしなくなります。

軸は背骨にすると自分は左右に動いている感覚になるのですが、第七
頸椎から尾てい骨までは固定されているのでブレはなく、むしろ体中
心軸だとリバースピボットになったり飛距離が出ない事がありますの
で、これも飛距離を取るか正確性を取るかの選択になります。

我流ゴルファーはこの打法のメカニズムや動作の意味が分かっておら
ず、ただ闇雲に試行錯誤して迷路に入ります。
これで30年間も改造を繰り返して何も定着せずに終わってしまう人
が非常に多いのが現状です。

古い打法はほとんどが安全性や方向性を重視して教科書になっている
のですが、タガーウッズが活躍し始めた30年前からは飛距離優先と
なり、不安定さは訓練によってカバーして来ました。

今ではそれを超えるチャンプなどのさらに50Yも飛ばす選手が上位
に来ていますので、さらに打法は進化しようとしています。

いつまでも古い打法やジャンク理論に惑わされず、ご自身の価値観に
合った打法を習ってみては如何でしょうか?
我流は9割以上は無駄な時間を過ごし余計な事をしていますので、よ
り早く効率の良い武道で言う型を習うのが一番です。

高橋塾は400Yを飛ばすだけのメカニズムを解説しており、またプ
ロの資格を持っていても試合に出られない選手や、試合に出てもシー
ド権が取れない選手など、それぞれの段階やゴルフの内容の違いなど
を理論的に解説しています。参考にしてみては如何でしょうか?



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