2014年1月17日金曜日

メンタルゲーム


ゴルフはメンタルだと良く言われます。
最初は100%物理、上級者は100%メンタル
そして、トップ・プロは100%運だという人もいます。

メンタルだと言われる要因は様々なのですが
感情をどのようにコントロールするかなどが焦点となります。

プロの試合では紳士の行動を取らないと
罰金などもあります。

汚い言葉を吐いたり、クラブをぶつけたり折ったりして
観客に不快な思いをさせることで厳重な注意を受けることもあります。

ただ、そのギリギリで感情をむき出しにして
すぐに忘れるのが良いとされている風潮もあるのですが
果たして、どうなのでしょうか?


2013年、12月にタイで行われた大会で、
ガルシアが彼女をキャディーとして一緒に回ったのですが
2位を4打差で、3位を8打差の悠々の優勝でした。

二人はラブラブという感じで旅行がてらついでに試合に出た
かのような幸せそうな雰囲気で楽しそうでした。

パットの失敗でガルシアが一生懸命に言い訳しているのを
彼女は黙って聞いてくれているのを見て
解説者が「言い訳だと分かっていても聞いてくれるのはいいですね」
と羨ましそうに話ていました。


以前に、日本ツアーではシニアプロが娘をキャディーに連れてきて
やはり堂々の優勝を果たしたことがありました。
娘の前では遠慮しているのか、愛おしい娘との時間を大切にしたいのか
実に落ち着いた紳士的な戦いぶりでした。

誰かに嫌がらせをされたり、虐められた場合には
言い返して怒りをぶつけるとスッキリすることがあると思うのですが
自分のミスで、自分に怒っている場合にはどうなのでしょうか?

関係ない人や物に怒りをぶつければ、そんな自分が
嫌になってしまうかも知れません。
同伴者などに不愉快な思いをさせない思いやりも必要かと思います。

怒りを解消するだけではなく、怒りを起さないこともテクニックとして
メンタルのコントロールには必要なことかもしれません。




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