2017年7月30日日曜日
ロゴの向きを合わせる意味は?
Question
グリーン上、読んだパッティングラインに向け、
ボールのロゴ等のラインを合わせて置く場合、
スパットも設定して目標にしてますか?
その場合、ロゴの向きを合わせる意味はどこにありますか?
自分はロゴの向きは合わせませんが、パッティングストロークの際、
かえって邪魔な情報にはならないでしょうか?
Answer
パティングはどんなやり方でも入れば良いことです。
しかし、そこには正確に打つことと、正確に読むという
二つの作業があります。
ここでは正確に打つという事だけに絞ってお話をしましょう。
正確に打つとは、方向と距離です。
どちらも正確でなければ思った所には行きません。
まず一番大切なのは、この思った場所に打つには
どんなやり方が正確なのかということです。
それを決めるのは最終的にはご本人です。ただ、
どう打って良いのか、どうセットアップすれば良いのかなど
迷った場合には、パティング名手の真似をする
ということが一つの方法です。
しかし、それでも動きが悪いとか、思った所に行かないというのであれば
ご自身で色々な方法を試してみることです。
一般的に言われている打ち方やグリップなどは全て試し、
それでも思った所に行かないというのでしたら、それは
どこかが真似しきれていないということです。
画像や人のパティングを見ても、どの筋肉で動かしているか
タイミングや方向など、分からない部分があります。
球に線を引くのは、方向と距離を正確に打つために
意識を距離にしている場合です。
方向は線に合わせてグリップし、常に真っ直ぐに打てるようにしておき、
入れる時には距離に神経を集中させます。
間違いが大きいのは方向よりも距離です。
半分しか打てなかったり、倍打ったりすることがありますが
方向は間違っても大体1m以内の誤差で収まります。
この距離と方向の両方を合わせるには意識を分散させ
集中力が半分になることで、ミスの誤差が大きい距離に集中し
方向は忘れて打ちたいのです。
距離はまったく問題がない、という人でしたら、
方向に神経を集中して打てば良いことですし、
線が邪魔なら見えないように置けば良いことで
何も、そうしなければならないと言う事ではありません。
どちらが正しいかとか、どちらが優秀かとか
比較をするような問題でもありません。
グリーン上では目標方向に目印を探すのは大変です。
きれいなグリーンほど目印になる物がありません。
後ろから見た方向と、スタンスして見た方向は
9割の人が違って見えるといいます。
質問者さんは残りの1割の方で、どちらから見ても
真っ直ぐに分かる方のようですので、目印も線も
何も必要がないかと思われます。
思った所に打てるようになれば、あとはライン読みです。
どちらも感覚の占める割合が多く、メカニズムよりも
経験による慣れやフィーリングを大切にして、
とにかくミスパットを無くす事です。
まずは思った距離、思った方向に打つことで、それをミスらない
ようにするには、20年経っても常に距離感のタッチをキープすることで
ブランクがあればすぐに消えますので、そのフィーリングを保ったり
難しいラインでの練習など、自信がでるやり方で練習してください。
ラベル:
パティング
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