2019年1月15日火曜日

シャフトは何インチまで切れますか?


Question

趣味でゴルフをやっています。最近ドライバーのシャフトが長く感じ、
スムーズにスイングが出来ません。

先日同伴者から「短く持ってスイングしてみれば」とアドバイスを受け、
試したところ好結果が出ました。

そこで「シャフトをカットして短くした方が良いのでは」と考えましたが、
シャフトをカットすることで、バランス等が変わり悪い結果にならないか
気になります。

専門的なアドバイスをいただけませんか。
カットしても問題ない場合は、どの程度まで可能(2センチ程を予定)
なのかも併せてアドバイス願います。
あくまでも趣味で、競技ゴルフはやっていません。


Answer

シャフトは短いほど易しくなります。
本来は42インチなのに、勝手に長くしているのがメーカーで、売れれば
それで良いとしてどんどん長くして来ました。

これはこの半世紀で3インチも長くするのに「長いほど飛ぶ」と言う論理で
毎年少しずつ長くして毎年でも買い替えさせようとした販促テクニックで
最近はアマチュアでもそれに気が付いて短くしています。

現在はプロよりもアマチュアの方が長いDRを使っていますので、
短いクラブの方が簡単だと分かっているのでしたら切ると良いでしょう。

短く握っているとウエイトバランスが1インチで6ポイント違い、引っ掛け
の原因にもなりますので、他の番手とのバランスを考えてやはり切った方が
良いでしょう。

シャフトを切るとウエイトバランスが軽くなりますので、鉛を貼ってヘッド
を重くしてバランスを調整します。
切れば切るほど軽くなりますので、その分だけ錘を増やすか鉛を貼って
重くすればいくらでも切る事はできます。
ただ、それに合わせてウッドも切って長さや総重量も一直線にして、元々
のセットの設計(今のクラブが出来た初期)に戻すと良いでしょう。

ところが工房ではそれを嫌い、ウエイトが出ないとか言い出して、新しい
高いシャフトを買わせたり、両側を切って両方分の料金を取ったりします。

鉛は貼る場所を後ろの左右に分けるとさらに易しくなりますし、薄い鉛を
全体に貼ると煩いお鍋みたいな安物の音が消えます。




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