2019年12月11日水曜日

上手い人は体が使えている


Question

ゴルフを始めて半年になる初心者です。

打ちっぱなし練習場で練習している上手い人を見ていると
①インパクト後にしっかり手首とフェースが返っている
②体と足腰の動きがしっかり連動して同じタイミングで前に回転する
③打った後もしっかり腕が振れていてフィニッシュは大きくなる
という印象を受けました。

上手い人だとしっかり体が使えていると思いますが、どういう
練習をすればこのような打ち方が出来るようになるのでしょうか?

宜しくお願い致します。


Answer

人によって見るところが違うものです。
仰る通りに上手な人と下手な人にはあらゆるところでの違いがありますが初心者
の方々はほとんどが見えていません。

マキロイとケプカの違いすら分からない人が多いのでどこまで分かっているかは、
ある意味その人のレベルによるかも知れません。

また、なぜその形になっているのか、なぜそう動くのか、目的は何か、その効果
はどう違うのかなど、手首の回転方向や肘や膝の位置だけでもそれぞれに意味が
あるのです。

また、意図的に飛距離を出すための技なのか、悪い癖でそうなっているのか、こ
れらの動きを理解することも必要です。

ゴルフの上手い人というのは思った所に打てる人のことで、仰るような部分的な
動きを見ても判断ができません。

結局、一言でいうのでしたらスコアが良い人が上手い人です。
ショットの上手い人はヘッドの軌道が安定していて速度があったり、その軌道を
安定させるための軸がしっかりとしていて体全体を使って効率良く打っていると
いうことでしょう。

このヘッドの軌道を一定にし、毎回同じことができてそのための体の使い方や動
きが定着しており、精度が高く再現性があることがまず優先順序です。
そして、フォームや打法はその次になります。

質問1では、しっかりと手首とフェースが返っているとありますがフェイスがど
の位置でどの程度返っているかまではご存知でしょうか?
どうすれば真っ直ぐに出るストレート球が打てるのか、などまではまだ未知の世
界かも知れませんね。

知識によって上達する可能性が広がります。
その未知の世界を知ることで、初めて精度を上げたりミート率をあげたり、飛距
離を伸ばしたりすることができるということです。

上手い人は体の使い方を知っています。
それに熟知し、安定し、完成度が高いのでスコアが良いのです。
見ている部位も違い、またその表現も違い、一言で説明できるような簡単な内容
ではありません。

体の使い方と言ってもあまりにもその内容が沢山あり、一冊の本では書ききれな
いほどの膨大な情報量になります。

この3つのご質問の答えとしてだけでも一冊の本になり、10枚分くらいのDVD
が作れるかも知れません。

最も効率の良い打法で、最も効率の良い習得方法で、忘れたり崩れたりしても自
分で修正できるノウハウや、練習ドリルや矯正運動なども含めた反復によって、
とにかく定着度と精度を上げて安定させる練習をすることで、100年掛かるこ
とを10年で仕上げることができるのです。

武道でも楽器でも、やはり10年は高いレベルでやらないと特技としての腕前に
はなりません。
まだ質問者さんは半年で右も左も分かっていない時期だけに、おかしな事をやっ
て悪い癖がつかないように、最初からしっかりとした情報が必要です。

バーチャル・ゴルフ・教室で基本動作を研究し、欧米主流の進化した最新の打法
を習得しは如何でしょうか?

http://mixi.jp/view_community.pl?id=5157003&from=home_joined_community



0 件のコメント :

コメントを投稿