2020年7月8日水曜日

どんな本よりプロのレッスンが早い?


Question

同じスクールの先輩にどんな本よりプロのレッスンが早いと言わ
れ、その人のスコア記録を見せてもらったところ順調に伸び、簡
単に100切りができて80台が安定していました。

何がどう違うのでしょうか?


Answer

100が切れるか切れないかの違いは「遊びゴルフ」なのか「ス
ポーツゴルフ」なのかの違いです。
ゴルフも野球や卓球のように毎日練習すれば100は簡単に切れ
ます。

そして80台を何度も出せるレベルになるには効率と安定です。
ショットの動作に無理がなく、癌となる動きや形がなく、同じ動
きがある程度定着すれば出るスコアです。

それにはご自身が思った通りの動作をしているかどうかです。
積りスイングや勘違いスイングをしている方がほとんどです。

また、レッスンビデオや雑誌はまず指導内容が5割から9割は間
違っていて、正解な指導を自分で判断して分かったとしても、そ
の動作が本当にその通りにできているかどうかは疑問です。

ゴルフは習うものじゃないと言う年配の方が多いのですが、彼ら
がでは果たしてどこまで上達したかです。
どこかで必ず限界が切って行き詰っており、途中で諦めています。

これは数学でも同じで、方程式を習わずに計算しているために、
自分でその方程式を探し当てようとしているのです。

ゴルフはほとんどの方がこの方程式をご自身の経験や聞きかじり
の論理で探し当てようとしていますので限界があるのです。

最初から方程式を習っておけばその手間が省ける事で時短になる
のです。
また、それを基礎に高等数学を習得すれば最終的には火星に軟着
陸するだけの計算ができるようになるのです。

自分はプロになる分けではないので高度な技術は不要だと言われ
る方が多いのですが、再現性を上げて安定しない限りスコアは決
して良くはなりませんので、ズレやブレの修正を繰り返す必要が
あるのです。

一度ラウンドに行っただけで何カ所もズレて当たらなくなったり、
そのまま試行錯誤すると何年も積み上げて来た動きを崩してしま
います。

スランプがあったり、当らない当たらないでアップダウンが激し
い方はコーチに毎打診てもらって修正を繰り返すと言う作業が必
要です。

レッスンとは動作のインストラクションだけではありません。
このように勘違いを治したり、癖を抜いたり、調整法を習ったり
自分では分からない誤差を教えてもらう事も上達の上では必須な
のです。

ゴルフはいくらでも遠回りしますので、少しでも無駄がないよう
に効率の良い練習をされる事が大切だと思います。





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