2020年10月18日日曜日

バックスイングが速い選手に名選手はいない?


Question


バックススイングが速い選手に名選手はいないというのは

有名な格言なのですか。


Answer


どの程度が速くてどの程度が遅いのでしょうか?

恐らくチャーシューメンで打っているオヤジ打法の人が言った言

葉なのではないでしょうか?


テイクバックの速さは目的があります。

腰を止めて巻き上げる打法が30年ほど前から世界の主流となり、

それすら日本は否定してチャーシューメンを主流として来ました。


腰を止めて肩を回すと捻転差が大きくなって張りが出ます。

この張りは軸のブレを減らし、戻る時の反発力をもダウンスイン

グに使える事で飛距離が伸びるのです。


欧米男子のスイングを診てみると分かりますがトップで腰は20

度程度しか回していません。

日本男子のスイングは45度ほど回っていますので、この捻じり

上げを組み込んでいる選手はほとんどいないと言う事です。


腰をできるだけ止めたまま肩を捻じり上げて行くととてもきつく、

筋力が必要となります。

そして、最後のトップでぶつかる事にそこでも反発を利用して戻

る力をパワーとしてダウンスイングの速度を上げています。


したがって、テイクバックで勢いを付けるとそれだけトップでの

ぶつかりや引っ張り合いの張りが大きくなって飛距離を出す事が

主流となっているのです。


どの程度が速いというかは分かりませんが、世界のトップ選手達

は速く、最近は日本でも若者は速度は見て分かりますので真似て

いますが、腰を止めて打っている人はほとんどいません。


日本は世界の打法に30年遅れているためにキャリーで300Y

を超える人はあまり見かけません。

選択は自由ですが、飛距離を追究するのであればチャーシューメ

ン打法はお薦めしません。




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