2021年4月30日金曜日

右肩が突っ込んでヒールトップします


Question


右肩が突っ込む、前に出てヒール側に全部当たるみたいです。

直し方がわかりませんので教えて下さい。

宜しくお願いします。


Answer


飛球線後方から見た時に、インパクト辺りで右肩が前打席方向に出ている

と言う事だと思います。


これは肩の回転が軸に対して直角に回っているからだと思います。

肩の動きはその昔は水平に回せ、軸に対して90度のまま回せと言う指導

がされていたのですが、タイガーウッズ出現の時代直前から肩は上下運動

を入れるフォームに変わり、それが世界の主流となっています。


その理由は三軌道一面化です。

三軌道とは肩の軌道、手の軌道、そしてヘッドの軌道の3つが一面上を走

り、その面に球が乗っていれば、ヘッドが浮き上がらないと言う論理です。


ただ、人体構造上ほとんど無理なので、一番重要な部分、それは左肩がト

ップの位置からインパクトまでにどういう軌道を作ったかです。


飛球線上後方から撮影し、トップ時からインパクト時の左肩を線で結んで

みてください。












その直線上に球があれば少なくても肩の軌道とヘッドの軌道が一時期一致

しており、ヘッドの軌道が肩の軌道に修正されると言う事です。

これは超高速打法には必要な事で、速く肩が回れば回るほどヘッドは球に

向かって降りて来ると言う事です。


この原理を理解すると、マンブリをしてもヒールトップしたり、アイアン

だとシャンクがなくなります。


スタートホールで緊張して力んでチョロとか、飛ばそうとしてマンブリし

て引っ掛けたりと言うのは、力が入ってスイング速度が上がる事でヘッド

が浮く事がほとんどの原因です。


高速時代の打法はこれを改善したフォームになっていますので、昔の理論

で速く振ると当たらなくなるのは当然です。


日本はまだこの原理を教えているコーチがほとんどいませんので、欧米打

法を研究して世界に早く追いついてもらいたいと思います。


https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=5157003&id=78735420


https://www.youtube.com/watch?v=3Ig3KLNag1k




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