2014年2月24日月曜日

練習方法で大切なこと L 90を切る


どんな打ち方でも90を切ることはできます。
ショートゲームにある程度慣れ、大きな失敗がなければ
短いコースなら十分に可能です。

しかし、この段階ではまたいつ120を叩くか分かりません。
その大きな原因はショットの精度と安定にあります。

常に同じ球が打てないこの時期は
行き当たりばったり、偶然などをあてにしたスイングで
素振りをしても毎回ヘッドが違うところを通り
違う場所を叩いているのが分かると思います。

この時期は真芯に当たることが少なく
数ミリ外しているだけではなく、毎回当たる場所が違い
安定性がほとんどありません。

シールを貼ってフェイスのどこで打っているかを見ると
いかに芯を外しているかが分かると思います。

また、ハイスペックのクラブを使うことによって
芯を外した時にどこに当たったのかがシールなしに分かります。
シャフトが柔らかいと衝撃を吸収してしまい、スイートスポットが大きいと
ある程度跳んでしまうのでミスが実感できません。

精度を上げるということは、芯を外した時の打感を重要な情報源だと捉え
常に調整するために状況を正面から受け止める姿勢が大切です。
優しいクラブは打感が良いだけで、上達の妨げになります。

90を切るゲームをするには、ほとんどのショットで
大きなミスをしないことです。
これには芯を外さないように打つ練習、そして
毎回同じ方向に打てることが大切です。

たとえばボギーオンの2パットで90ですので
18ホール中、1ホールでもパーオンすれば89という計算になります。

そろそろフォームを固めて定着させる練習が必要な時期であり
同時に打法を決めて正しい動きを習得し
この先、再び改造せずに済むような綺麗なフォームにすると良いでしょう。

当てに行く打ち方でも90は切れますが
将来必ず壁が出てきます。

ほとんどのウイークエンド・ゴルファーは当てに行くスイングで固め、
一応安定はするのですが、不格好なスイングや跳ばない打ち方、
また、ミスの出やすい打ち方などが多く、
自分のスイングを動画で見たくないといいます。

この時期を逃すとスイング改造は益々難しくなります。
長年間違った動きで打っているとそれが癖となって抜け難くなります。
また、一度70台で回れていた人が、改造によってまた100を叩くことになると
よほど覚悟がない限り踏み切ることができなくなります。
大改造するなら今が一番良い時期ではないでしょうか。




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