2014年7月13日日曜日

シャフトの繊維が切れている?!


Question

変な質問ですみませんが・・・。
今日打ちっ放しで練習中に顔見知りのシングルらしい人
(本人が言ってるw)に言われたのですが、
「兄さんのシャフト繊維が切れてダメになってるんじゃない?」
去年新品で買ったドライバーなのですが、本当にそんな事あるんでしょうか?
「そんなシャフトで打ってるとスイングがおかしくなっちゃうよ。」
あと、シャフトは一年持たないとか言われたのですが、本当にそんな物なんでしょうか?

その人曰く、中古のクラブ買うなんて馬鹿のやる事。
シャフトの性能が落ちてるクラブにいくら安くても金なんて払えない!
シャフトは定期的に入れ替えるか、気に入ったシャフトが有るなら
数本買い溜めしとくといいよ。だって・・・・・。

ネットで色々調べても、両方の意見がありますね。
ショップでシャフトの数値を計ってもらうほうがいいのでしょうか?
それとも買い替えかなぁ・・・。

Answer

その方は年配の方でしょうか?
確かにカーボンシャフトの出始めは良く折れたものです。

バッグに入れたまま電動カートでは走っていると
アイアンのヘッドがドライバーのカーボンシャフトにぶつかって
それだけで傷がついたので、ヘッドカバーはそれ以来
ネックの長い物が出回るようになりました。
ところが、最近の品質はその昔とは雲泥差で丈夫になっているそうです。

ただ、鉄シャフトの場合には金属疲労で今でも折れますので
これは定期的に交換が必要となります。

日本でプレー中心に使っている方でしたら
鉄シャフトの場合、水に濡らしたりしない限り10年以上は持ちますが
毎日数百発打つ方は2年ほどで交換すると
プレー中にヘッドが跳んだりすることを防ぐことができます。

カーボンでも当たり外れがあるようで
シャフトを仕入れても、3本中2本は転がすと曲がっているのが分かる
というクオリティーのシャフトも存在するようです。
メキシコ産や中国産の3流メーカー品は要注意です。

しかし、一流メーカーの純正シャフトであれば、すぐに壊れるような
品質のレベルではありません。
中古シャフトでも普通に打っている限りはまず繊維が切れたり折れたりは
この10年の品質ではないと思います。

実際に何本も中古ドライバーを先摘めして使っているのを見ていますが
今のところ折れたり繊維が切れるようなことは一度もありません。
折れるとしても、折れるのはネック付近ですので、疲労があったとしても
その部分を切り落として短くしてしまえば問題はほぼ解消だと思います。

ただ、繊維が切れておかしな曲がり方をするという話は
確かに聞いたことがありますので、完全に否定することができません。
打球が異常な曲がり方をするとか、極端に跳ばないとかでしたら
一度工房で診てもらうと良いと思います。








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