2014年8月27日水曜日

グリーンまわりでザックリ!


Question

グリーンまわりのアプローチですが、ざっくりが多いのですが、
とりわけ56°(バウンス12)でざっくりしております。
その上の番手は50°になります。
以前はトップホームランのミスが多かったのですが・・・
58° バウンス12も持っています。変えたほうがいいですか?

Answer

まず、芝の上からはバウンスのないクラブを使います。
8度か4度のウエッジを探してください。
10度以上は砂用です。

また、寄せはライによって打ち方が違います。
球が1cmほど浮いている場合には56度や58度で
球をどこに置いても打てますが、
浮いていない場合には右に置いてローチップ、あるいは
ローピッチしかできません。

ただ、球が2~3cmほど浮いていた場合には
だるま落としになり安いので、バウンスのあるクラブを使います。

球が浮いてない場合で左に置いて上げたい場合は
地面が特に柔らかい場合のみで、硬い場合は無理です。

短く刈った花道で、下が柔らかい場合には
2~3cm手前にバウンスのないクラブで球を左に置いて
球の下の地面を押し付けて、バウンスで滑らせるように打つと上がるのですが
地面が硬い場合には右に置いてローピッチでも
芯までとどかないことがあります。

また、ザックリの原因は打ち方にもあります。
打つ瞬間にグリップの強さを変えないことが基本です。
フルスイングではインパクトの瞬間だけギュッと握るのですが
パターではそれはやりませんね。同じように
チュップショットやピッチショットもグリップの強さは変えません。

チップショットの場合は右手でしっかりと握り
右手一本でも打てるようにして、左手は添えて左右に
肩の回転と共にクラブを移動させて距離感を出すだけにします。

また、ピッチショットは逆に左手一本で打てるくらいに握り
右手は添えるだけで左右の動きによって距離感を出します。

どちらも、マッチを擦るようにヘッドが地面を滑るように打ち、
決して打ち込んだり力量を変えないことです。
力量を変えると距離感が安定しにくくなります。

硬い花道からは7番や5番アイアンですと芯まで届きますので
ウエッジの代わりに使うとピッチアンドランができるのですが
グリーンエッジまで遠くて、ピンが近い場合には通常つかいません。
上げられない、転がせない場合にはパターやウッドで最初から転がします。

距離、ピン位置、ライの状態や硬さなど、状況に応じて
それぞれの打ち方の引き出しを増やすことで
安定したアプローチができるようになると思います。







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