2014年9月16日火曜日

ドライバーはシャフトで跳ばす?!


シャフトを長くすると、どれだけ飛距離が伸びるのでしょうか?
クラブメーカーはロボットで打ったデータを紹介していますが、
では実際に人間が打った場合にはどうなるのでしょうか?

ここにご紹介するデータはHC0~10の人達を対象に
調査した一例です。

44.5インチから45.5インチへ1インチ長くした場合、
ヘッド速度はコンスタントに0.44以上上がることはなかったのですが
最高で0.84上がっています。

Club Head Speed

Total 44.5″ Average of averages: 102.8
Total 45.5″ Average of averages: 103.8
                    Measured in Miles Per Hour


However, we did not see a consistent 1mph increase
 in speed with each individual tester.
The highest swing speed improvement came from
our owner Chris Mile, whose club head speed increased
 from 79.5mph to 81.4mph, for an increase of 1.9 mph.

Club Head Speed

Chris Mile 44.5″ Average: 79.5
Chris Mile 45.5″ Average: 81.4
                  MPH

しかし、逆にHSが下がった人もいました。

On the other end of the spectrum
we had Ken Johns who actually recorded
a decrease in club head speed with the longer driver,
dropping from 106mph to 105.4mph for a .6mph reduction.

Club Head Speed

Ken Johns 44.5″ Average: 106.0
Ken Johns 45.5″ Average: 105.4
                   MPH


また、スピン量は長いクラブほど上がるというデータもあります。
HS 51、6の場合、2694回転が3159回転に上がっています。
(理想は2500~2600回転)

ところが、HS 65.64の人は3483回転が3199回転に下がっています。
これは380Yほど跳ばす人の場合ですので、
一般の人には参考になりません。


Ball Speed  Launch Angle Spin Rate

Chris Mile 44.5″ Average: 116.1  15.3  2694
Chris Mile 45.5″ Average: 120.0  15.7  3159

Brian Carpenter 44.5″ Average: 147.7  12.0  3483
Brian Carpenter 45.5″ Average: 150.8      11.9  3199
                                         MPH      Degrees     RPM

(資料ソース)
http://www.milesofgolf.com/blog/golf-shafts/fitting-a-driver-for-shaft-length/


メカーに都合の良いデータはいくらでも見ることがあるのですが
そうでないデータも参考にする必要があるかと思います。

長いクラブほどミート率が下がることが多くなりますので
芯を大きく外した場合にはOB、少し外した時でも飛距離を損して
世界の丸山選手はDR恐怖症(自己申告)になっています。

長い柔らかいシャフトで置きに行くのではなく、短く硬いシャフトで
振りに行った方がゴルフをもっと楽しめるかも知れません。










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