2014年11月13日木曜日

なぜダウンブローに打たなければならないのか?!


Question

どうしてダウンブローに打たなくてはならないのでしょうか?
また、どうやって打つとダウンブローになるのでしょうか?


Answer

アイアンでダウンブローは球にスピンを掛けて止めるためです。
ダウンブローとはヘッドが下がり切る前に打つことをいいます。

力がないゴルファーやポケットキャベティーなどではスピンが掛かりにくいので、
グリーンヒットしてもころがって裏奥に落ちてしまうことがあります。

また、力がある人でも球は滞空時間が短いほど風の影響をうけないため
できるだけ低い球で打ってピン近くに落としてその場で止めるためです。


アイアンで打った球は飛距離があるほど止まりません。
止まらない球はパーは拾って取れますが
バーディーを取るのはより難しくなります。

ピンが手前でもスピンで止められたり
あるいはバックスピンで戻すことができればバーディーのチャンスが増えます。

パー山のゴルフの場合には寄せをしっかりとマスターすれば良いのですが
バーディー山を登るゴルファーはダウンブローの技術が必須条件で
できない人はコースによってはバーディーがほとんど取れません。

通常のグリーンですと多少のスピン量でも止まりますが
競技用に硬く設定されたグリーンはかなりのスピン量が必要となります。

打ち方は球の左(飛球線方向)でドスンと落とせばダウンブローになります。
アイアンの場合はアドレスですでにハンドファーストに構えていますので
その位置に戻すだけでダウンブローになります。

ところが、ほとんどの初心者はコックが先に解けてきてヘッドが早く落ち
構えた位置よりも手がまだ左にきていないうちにシャフトが垂直になってしまい
球は高く上がり、最下点で打ってしまうスピン量が少ない打ち方になっています。

また、ウッドでもダウンブローに打たないと芯まで届きません。
ウッドはアドレス時にはハンドファーストにはなっていませんが
軌道円を目標方向に移動することによって
ダウンブローとなって小さなターフが取れる打ち方ができます。

軌道を左に移動するには体重移動と腰の開き、そして
ハンドファーストで打つことです。
ダフり軌道にしておいてから、コックを解かずにそのまま打ってみてください。
球にカチンと当たる音とマットにドスンという音が同時にすればできています。












0 件のコメント :

コメントを投稿