2015年4月17日金曜日

スクエアに握ているのにインパクトでフェイスが左を向く


Question

インパクト時にフェースが左方向を向いてしまいます。
アドレスで目標に対してスクエアに構えてスイングして、
インパクトでフェースが左方向を向かなければ、
綺麗なストレートボールになりますが、
かなりの割合で勝手にフェースが左方向を向いて、フックしてしまいます。

打ち終わった後にそのままアドレスの位置までヘッドを戻すと、
見事に飛球線方向にフェースが向いています。
フックした場合でも、落下地点あたりをフェースが向いています。

スイングしない状態で、グリップを握り、
ギュッと力を入れるとフェースが左を向きます。
やはりグリップの握り方が問題なのでしょうか?
問題だとすると、どのようにグリップを治すべきかご教示頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。


Answer

グリップはインパクト時にはマックスに力を入れますので
その状態でフェイスがスクエアになるようにグリップすることが大切です。

よく、アドレスでフェイスが最初から左を向いて握っている人がいます。
これは親指の位置がストロング過ぎて、
構えた時にはストロングのままフェイスを目標方向に向けるのですが
インパクトでフェイスをスクエアに戻せない人と
ローテーションを少なくしてスクエアに戻せる人がいます。

この違いは何なのでしょうか?

どう握っていても、重要なのはインパクト時のフェイス面の方向です。
人によってしっかりとローテーションする人と、自然に任せて
クラブが勝手にリリースするのを待っている人とがいます。

これはインパクトでギューッと握ったときの両手の形を決めて
その回転位置を毎回再現できるようにすると、どう握っていても
インパクトでスクエアにすることはできます。


フィンガーグリップでもパー厶グリップでも
ストロングでもスクエアでも、重要なのはインパクト時に
フェイスがどこを向くかです。

インパクト時のフェイスをストレートにしたときの両手や手首の
角度などの形を体に覚えさせる必要があります。
闇雲に取り敢えず振っていると、一番大切なインパクトの形ができません。
クラブを含んだインパクト時の体や手の形を定着させる練習が必要です。

寄せなどのフェイスを返さない打ち方の場合には
フェイスの向きはクラブが自分の体の一部になっている人は
自然に意識せずにフェイスを返さずに方向出しをするのですが
まだ体の一部になっていないゴルファーは、フェイスをインパクトで
スクエアにする練習をすると早く上達します。

効率が良いのは、全てをスクエアにすることです。
グリップをスクエアにし、ギューッと握った時にフェイスがスクエアになるのが理想です。









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