2015年4月18日土曜日

アイアンが当たっている時にはDRが当たらない


Question

各番手でアドレスやスタンス、ボールの位置などは違うとしても、
スイングの考え方はどれも一緒ですか?
それともアイアンとドライバーでスイングは変える必要がありますか?

僕は現在、アイアンが当たるようになってくるとドライバーが当たらなくなり、
ドライバーが当たるようになってくるとアイアンが当たらなくなる病いに陥っています。

僕の考え(すべての番手は基本的に同じ打ち方で当たるはず)だと、
正しいスイングが出来ていないから発病しているだけで、
スイングの修正を続けながら練習していけば、
どっちもちゃんと当たるようになるはず!と思っているのですが・・・


Answer

どの番手も基本動作は同じです。
長いクラブが当たっている時には短いクラブが当たらない
短いクラブが当たっている時には長いクラブが当たらないというのは
ほとんどがセットアップに原因があります。

クラブは番手によって長さを変えてあります。
これは短い番手も長い番手も同じトップの位置
そして同じ軌道(背骨に対して)で振ると
当たるようにするための設計です。

PWでは前傾が45度、DRは30度と設定するとしたら
手の軌道は地面に対してPWでは12度、DRは27度になり
手の軌道と背骨の内角はどの番手も57度となって
全く同じ軌道やトップの位置から振っていることになります。

これは15間隔の法則で、番手ごとに1度ずつ前傾角度を変えると
同じスイングでちゃんと当たるように計算されているのです。

したがって、練習する最はPWとDRの前傾角度の差を
15度にして練習しないと、どちらかが当たらなくなるのです。

前傾が寝ているショートアイアンなどは、思い切り腰を開いたり
右足で蹴ったりが難しいのでそこでも飛距離が抑えられています。

また前傾角が寝ている体が回りにくく、トップの深さも自然に浅くなって
出球方向がまっすぐになるように作られていますので
スタンスの幅やトップの位置などもその番手通りにすることが大切です。






















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