2015年7月1日水曜日
スイング矯正してスコアが落ちた
Question
ゴルフって実際 インパクトの瞬間さえ体重がのってれば
トップやダウンスイングって自分の好きなようにやるのがよいですか?
スクールに通う前は90前後でしたが、
通ってからスイング矯正して100位になりました
海外のトッププロを見るとスイング事態みなバラバラです。
ワトソンとかある意味 フォームは独特だと思ってます。
Answer
欧米選手で独特なスイングをするトッププロは
ワトソンとフューリックくらいです。
残りのほとんどはほぼ基本通りの打ち方をしています。
スイングはフォームの定着に3年は掛かります。
どんな打法でも新しい動きは定着していませので
改造したときには基本的に3年ほどはスコアは良くはなりません。
しかし、今までの打法と同じように定着すれば
効率の良い打法であれば良い結果が期待できます。
ただ、スクールは細く長くというコンセプトでビジネス優先です。
先生が変わって全く反対のことを言われたり
1時間打っても5分しか看てもらえないのが現状で
スクールは技術を習うところではなく、安く球を打てて
ゴルフ仲間をつくったり、帰りにみんなでお茶をするなどの
カルチャースクール的なメリットが主体だと考えられます。
本気で上達しようと思ったなら、60台で回れるコーチから
直接個人レッスンを取ることが最低条件です。
あとはそのプロの教える内容と教え方、また相性などによって
選択することが重要です。
どんなスイングをしても確かに自由です。
ただ、初心者はどのスイングが効率がよく、習得しやすく
十分な飛距離が出せて方向性が良いかなどは知りません。
体重さえ乗っていればそれで良いというレベルでは
まだまだ難易度の高い高等技術にはほど通いでしょう。
崩れたときに治せるか、定着するまでの間に忘れたり勘違いしたり
乱れるのは当然あることで、何十回も修正してもらわないと
ひとつの打法を定着することができません。
そして何度も治してもらっているうちに、その多くの崩れる原因を
自分でも特定できるようになりますので、そのスキルを習得するのには
やはり年単位で習うしかありません。
教えてもらった動きは忠実に守り、その動きが自然になって
安定するまで継続する必要があります。
(通常3年は掛かりますが、途中で浮気をするといくらでも遠回りします)
動きを改造するとまた最初に戻るのは当然です。
せっかく定着した動きとは違うフォルダーをまた1から作るのですから
スコアなど数える段階ではありません。
それが初心者がいつまでも初心者である由縁です。
ゴルフがいかに難しいかを知らず、どれだけフォームを正しく習得し
定着させるのが難しいかも知らずに、すぐにできると勘違いしています。
その思考や姿勢を改善しない限り上の段階には進めません。
試行錯誤をしてミスばかりの自分勝手な練習をしているとイプスになります。
基礎練習をして基本動作をしっかりと定着させ、それ以外のことをせずに
定着するまでは自由に振ったり気持ちよく振ろうとしないことです。
いくら習っていても自分勝手に振って崩していたのでは
我流ゴルファーとなんら変わりません。
むしろ、そういう人ほど人のせいにして、教え方が悪いとして文句を言うのです。
自分の知りたいところだけ教えて欲しい、そして自分のできない部分だけ習って
自分のプログラムで自分流に覚えようとするのは我流の考え方です。
たとえ退屈でも、飽きても、基礎練習をしてカリキュラム通りに定着されれば
誰でも安定してスコアは良くなるのに、それを自分で壊してしまっているのです。
ゴルフはいくらでも遠回りします。
まずは我流の考え方から改善されることが大切だと思います。
ラベル:
メンタル・その他
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