砲台グリーンでオーバーかショート

Question

砲台グリーンのアプローチが苦手です。
いつも56度を使用してますが、
砲台下からフワッと乗せようとするとショートして土手かオーバーばかり。
トップとザックリもよくあります。

最近はテークバックの大きさを決めて当てるだけにしてますが、
ランが出てしまい、寄せられません。
シンプルな打ち方でいいのですが、教えて下さい。平均スコア98。


Answer

砲台グリーンやラフからの球は非常に止まり難いのがゴルフです。
このような場合は高さで止める方法があります。
ただ、ライによっては土手にぶつけてかけ登らせる打ち方もありますが
土手でどのくらい勢いが止まり、かけ上がるかは分かり難いので
その判断はトッププロでも失敗をすることがあります。

５８度や６０度のウエッジでロブショットで思い切り高く上げるか
土手にぶつけてかけ上がらせるかはライで決めます。
ライが良く、浮いていれば上げられますが、浮いていない場合には
転がすか土手にぶつけてかけ登らせる選択をします。

ロブショットは２ｍ先の人の頭上を越えて行くくらいに上がりますので
これは打法を習得し、練習を重ねることが大切です。

欧米選手はこれらの高く上げる打ち方はかなり練習しています。
３０年前は見せるだけで、試合では使うなというのが一般的でした。

ところが、タイガー以来はそれも試合で使うようになり、現在では
それが普通になっています。（日本ではあまりやりませんが）

失敗は怖いのですが、それは練習でカバーするとして
これらを練習されない限りは、砲台グリーンやグリーン奥の崖下から
高く上げて止めることはまず無理です。
出来ないのであれば諦めるしかありません。

石川遼選手が帰国して、この高く上げる打ち方をすると
アメリカで覚えた技術として紹介されるのですが、
冬場の芝が枯れて、地面があまり硬い時などにはほとんど使えません。

５０Ｙほど離れたラフからの砲台グリーンだった場合には
ＳＷで球を左に置いてフルショットしても良いでしょう。

ロブショットは危険は伴いますが、挑戦してみる価値はあります。
打ち方はミクシーのバーチャル・ゴルフ・教室で紹介されていますので
ぜひ参考にしてみてください。

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