2016年12月27日火曜日

アイアンのライ角、シャフト長について


Question

アイアンのライ角、シャフト長についての質問です。

当方、身長156cmの男なのですが
大手ゴルフショップに並んでいる吊るしの商品ではなくて
ミズノやピンが謳っているライ角調整などをして
購入した方がよいのでしょうか?

自分の腕が足らないのは百も承知なのですが
ゴルフショップで試打をした際にインパクトライ角がフラットめだから
調整した方が良いと言われたので気になって質問をしてみました。

よろしくお願いします。


Answer


クラブは完成品ですが、未調整です。
人によって背の高さや手の長さが違いますので
その人に合ったクラブに調整して使うことが基本です。

では、何をどう調整するのでしょうか?
まず、インパクト時の手の高さにあります。

地面からの高さがそれぞれ人によって違います。
人によって球に当たる瞬間にフェイスがスクエアになるかどうかは
全く同じにグリップし、全く同じにアドレスしても違うことがあります。

フェイスはクラブを立てている場合と、ハンドダウンで手前に倒した場合
フェイスのリーディングエッジがスクエアでもフェイス面の向きが違います。

SWでリーディングエッジを目標に向けてスクエアに置き
そのままクラブを手前に倒してみてください。
リーディングエッジはそのままスクエアにも関わらず、フェイス面は
どんどん左を向いて行きます。

したがって、背の高さや手の長さで10cm以上もこのインパクト時の
地面からの手の高さが人によって違うため、ライ角をそれに合わせないと
出球の方向が違って来るということです。

アイアンの場合トウはコインが先に入るくらいアップして構えますが
これはスイング速度によってトウダウンするためです。
ところが、フルアンコックをして打つ打法では、フルアンコックした時に
このトウダウン分もアップしていなければなりません。

アドレスの再現と言われているのはオーソドックスな打法で、
インパクト時のクラブはアドレス時と同じに戻すという意味なのですが
アームシャフト角を伸ばして、フルアンコックする打法においては
インパクトの再現ではないのす。

このライ角はクラフトマンに曲げてもらえるのですが、あまり曲げたり
戻したりすると折れる事を懸念して、3度までだという人もいれば
いくらでも曲げられますという人もいます。

中にはプロの試合では、その日の調子によって毎日変える
という人もいるというクラフトマンもいるくらいで、その辺は信頼できる
人を探して相談されることをお奨めします。

なお、身長が低く手が長い人は、シャフト自体がもともと長いので
カットして短くしないと、前傾角度が適正になりにくい場合があります。
PINGのカラーチャートによって、シャフトの長さとライカ角の調整に
適した基準が書かれていますので、それを参考にしてください。


手の高さによる調整基準
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&gdr=1&p=PING+color+chart

体に合ったクラブとは
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=5157003&id=58571203




0 件のコメント :

コメントを投稿