Question
ゴルフベストスコア95です。
とくにドライバーの精度がわるく、
知り合いにクラブが自分に合っていないのでは?と言われました。
自分としてはクラブよりも技術的な問題だと思うのですが、
ベストスコア95というレベルでもクラブのフィッティングをして
効果があるものなのでしょうか?
Answer
仰る通りかと思われます。
このレベルでは技術的な問題をまず解決することです。
道具は二の次でも良いのですが、内容がもしワンラウンドでOBが5回とかで
100を叩いている人の中で、しっかりと芯に当たってスライスする人は
DRのシャフトのフレックスを確認してください。
HSが48もあるのに、RシャフトとかSシャフトを使っている人がいます。
これはショップで測ってもらうと53とかの上乗せの数値です。
真芯に当たっていて大きくOBとかが出る場合には二つの理由があります。
それは振り遅れかシャフトが捻じれてフェイスが開いて当たるかです。
シャフトが柔らかいとシャフトが捻じれますので、フェイスが開きます。
アイアンでは真っ直ぐに行くのに、DRやウッドはスライスとい人も同じです。
振り遅れで閉まっていないか、シャフトが捻じれているかです。
シャフトは硬さがR、S、SR、X、XXなど色々とあり、初心者は
柔らかいシャフトを薦められてそれを買いますので、
捻じれによってスライスが出る人が大勢います。
また、芯を外した時にシャフトが柔らかいと、
当たった衝撃でヘッドがたわみ、球の方向が変わります。
トウ側に当たればヘッドが右を向き、擦ってスライスになったり
プッシュ状態で右に飛んで行きます。
したがって、シャフトは柔らかいと芯に当たっても、
外しても真っ直ぐに行かないことがあるのです。
そういった事が原因の場合にはシャフトをXにすることや、
Sでも重いシャフトにすると解消されることがあります。
しかし、ある程度の硬さがあれば、9割は打ち方です。
ほとんどの初心者は打ち方によって精度が悪いのは当然です。
最初から真芯で打って芯を外さない人などはいません。
クラブは長いほど当たらなくなりますので、DRは一番難しいのです。
これは練習して克服するしかありません。
スイングフォームが出来上がり、定着期間が終わりかけ、方向調整や
ほかの番手との調整などができたら、クラブも完全に揃えると良いでしょう。
ただ、クラブが自分に合っているかどうかは、ほぼ長さです。
欧米選手の体格に合わせて作られた長さでは合っていないと言えるでしょう。
しかし、シャフトが硬いとオーバースペックだと言って柔らかい
シャフトを買わせるのは商法ですので、合っていなのではありません。
何度も買い直させる販促テクニックですので、それを聞きかじって
君に合っていない・・という人もいるでしょう。
だとしたら、アイアンの流れでウッドも長さを決め、DRは43インチ
にする方がよほど効果的です。
欧米の有名なトップ選手でも、42インチや43、5インチを使い出し
FWヒット率をかなり上げています。
29インチDRで405Y出すプロ選手もいるくらいですので
道具で飛距離を出すのではなく、技術を身につける事なのです。
ショップに行けば、必ず新しいクラブを薦められます。
お客さんに合っていない、ヘッドとシャフトの相性が悪い、
もうそろそろ上のスペックが使える、などと言われてその気になるものです。
まずは腕を磨くことです。
上手い人はアイアン一本で70台で回ります。
ある程度のレベルで揃っていれば、生涯使える物なのです。
道具を追求するのはコンスタントに60台を出す段階で十分だと思います。
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