2017年3月3日金曜日

どのようなクラブでどのように打ちますか?


Question

80yd、70yd、60yd、50yd、40yd。
どのようなクラブでどのように打ちますか?

私は最近、60~90ydはバウンス8度の52度のウェッジでコントロールショット、
それ以下の距離は8アイアン~52度でのチップショットにしています。

大きいバンカーを挟んだ60yd以下の距離は、転がせないので悩みます。


Answer

アプローチは引き出しが必要です。
高く上げて止める、低く出して止める、転がすなど、いろいろな打ち方を
マスターすることで、どんな状況でも対応できるようになります。

まず、60Y~90Yほどはフルショットでも距離を出せますが、
番手を1~2本長くして9時3時のハーフショットで打つと
より正確に打つことが可能になります。
これがコントロールショットです。

これはフルショットが8割だとすると6割で打ち、力みなどがない、
スムーズな動きで打法もシンプルでミスが少ないため
飛距離を必要としない場合の打ち方です。

ただ、砲台グリーンやガチガチの硬いグリーンで止まらない場合には
フルショットでスピンを多く掛けて止めるしかありません。

60Y以下はチップショットでは短いので、ピッチショットが出番です。
52度でフルにピッチショットをすると50Yは出ますので、
球の位置を変えて、飛距離をコントロールします。

たとえば、PW48度で球を真ん中に置いて打ったピッチショットと
52度で球を右に置いて打った場合ではほぼ同じです。
これはフェイスが球の位置によって立って、ロフト角が変わるからです。

各番手、3種類ほどの飛距離の違った打ち方ができますので
それだけ引き出しが増えることになります。

転がしもウエッジから5番アイアンまでと、
同じ振り幅で同じに打っても飛距離が変わることになりますので、
引き出しを多くすることはそれだけ有利なのですが
逆に全てをマスターしていないと使えませんので時間が掛かります。

初心者は使う番手も打ち方も最小限に限定してマスターし、
少しずつ増やしていくと良いでしょう。

また、高く上げるショットはフロップショットやロブショットなど、
特殊な打ち方がありますので、それをマスターして使えるようにすることです。
バンカー越えの30Yで、30Yほど高く上げて落としてすぐに止める
といったショットが使えるようになると、アプローチが楽しくなります。

この辺の距離は寄せワンなどの大切なショットとなります。
距離感をしっかりと把握するためには、実践で覚えるしかありません。
打法だけは練習場で練習しておき、あとは直接グリーンで止まり具合などを覚え
それを基準に記憶しておくことが大切です。





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