2017年7月10日月曜日

ティーアップの高さは?


Question

ドライバーのティーの高さはどの程度なのでしょうか。
30ミリぐらいなのでしょうか。それとも。
おしえてください。


Answer

DRのティーの高さは様々です。
人によって好みがあり、プロでも様々です。

ただ、重要なのは常に一定にするということです。
慣れた高さが一番良いということになるのですが、
かと言って低すぎても、高過ぎても良くありません。

では、低過ぎる限界はどのくらいなのでしょうか?

DRはフェイスの下に当たると(当たりが薄い)バックスピン量が増え
吹きあがる傾向にあります。
また逆に、フェイスの上の方に当たるとスピン量が減るので
理想の場所は中心よりもやや上に当てることになります。

そして、インパクトの瞬間に、フェイスの少し上に球の赤道が来る位置
で打つには、それよりも下から上昇中に打つために
インパクトの位置よりも、ヘッドは地面に近い位置を通る事になります。
要するにアッパーブローで打つという事です。

その低い位置で地面に接触せず、しかも球までの間に
その分だけ上昇する事を考えると、恐らく
地面から5mmほど高い位置が最下点となります。

その最下点からヘッドが上昇し、ヘッドの厚みを足した高さが
適正位置になります。

もちろん、軌道円がどのくらい目標側に移動しているかや
球の位置で違ってきますので、人によって多少違う事になります。

地面に当たらず、球にはちょうどフェイスの中心よりもやや上目に当たる
という高さにティーアップするのが最低の低さとなります。
これ以上低い場合にはレベルやダウンブローで打つ事になり
バックスピン量を減らす事が難しくなります。

ティーアップはいくらでも高くする事は可能です。
構える時にヘッドを球の位置に合わせてからテイクバックすれば、
多少の違いがあってもしっかりと打てる事になります。
(前傾を起こして構える)

しかし、ティーを高くするほどフェイスは左を向き始めますので
アドレスでフェイスがどこを向いているか
なども計算に入れる必要があります。

一つの基準としては、ティーアップをしてDRを球の直前にソールし
クラウンが球の赤道に来る高さ、と決めておくと分かり易くて便利です。
常に同じ高さで練習しないと定着安定しませんので、
その高さが練習場で何mmになるのかを覚えておきましょう。

練習場の機械によってそのmm数は違いますし、また
DRのヘッドの厚みによっても高さは違ってきます。
人の数値はあてになりませんし、DRを替えた時には
その数値は変わります。



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