ウェッジセットとは？

Question

AW SWの他にアプローチ専用のウェッジいる？
についておしえてください


Answer

ウエッジは最近どんどん増えています。
その理由は番手ずらしをしているからです。

その昔はＰＷのロフトは５２度だったのですが、今では
４４度と、その昔の８番アイアンと同じにしてしまい
飛ぶアイアンとしてメーカーが売るために番号をずらしているのです。

これによって、番手の短い側が空いてしまい、それを埋めるために
４８度、５２度、５６度、６０度と４本入れている人もいるのです。

その代わり、昔の１番２番アイアンはなくなり、３番がドライビングアイアン
となって大変打ちにくいので、今度はＵＴ（ユティリティー）として
ウッドとアイアンの間のクラブをまた開発してこれで４種類セットになっています。
ウェッジセット、アイアンセット、ＵＴセット、ウッドセットです。

さて、ではウェッジセットは何が必要かです。
まず、ウエッジには砂用と草用があります。

砂用は砂に沈まないようにバウンスがついています。
これは１２度以上あると沈み難いのですが、逆に芝の地面に着けても
リーディングエッジが浮いてしまって球の下には入りません。

そこで芝用のウエッジはバウンスが８度以下で
床に置いた時にリーディングエッジがピタリと床に着くようにできており
球の下に入って芯まで届くのです。

したがって、草用と砂用の二種類を入れるのですが、それにプラス
ロフト角でもそろえなければなりません。

基本的にはフルショットで４度間隔だと１０Ｙの距離の違いなのですが、
もうこの角度になると４度くらいでは１０Ｙの違いにはなりません。
したがって、ＰＷしだいですが、たとえばＰＷが４６度だったとすると
まず５０度の草用が一本、そして５８度で、その間に５４度の
砂用を入れると良いでしょう。

この砂用はフェイスを開いてエクスプロージョンで打てば
５８度くらいの角度で上がりますので、使い易いと思います。
ただ、ベアグラウンドのような土のバンカーの場合や、砂が薄く
その下が固い土のようなバンカーでは、このバウンスがあると
弾かれてトップします。
この場合はバウンスのないクラブで球の直前の土を掘りながら出します。

ウェッジセットはＰＷの角度によって集めます。
また、ロフト角はある程度曲げて間隔を均等にする事もできますので
重要なのはむしろバウンス角という事になります。
ライ角も曲げられますので、お持ちのセットをフィティングに出して
調整を行ってください。

ただ、一本でもゴルフはできます。
現在１４本までは許可されているのですが、器用な人は
一本のクラブを使い方で何本分もの効果を出す事ができるのです。

このような一本でいろいろな使い方をすると、本数は少なくて済みます。
したがって、個人の価値観や好みによってウエッジの本数を
決めれば良いと思います。