2018年2月19日月曜日

この解説者はどうなのでしょうか?


Question

テイクバックの状態によって、シャットフェイスとかオープンフェイス、
スクエアフェイスとか色々あるようですが、クラブの(または身体の)
どの部分(どの状態)をシャットとかオープンとかいっているのですか?

今日、AT&T ペブルビーチ プロアマ(2日目)を見ていたら、
アマの選手がバンカーショットをミスしてアゴを超えられず
再びバンカーショットをするはめになりました。

その時に解説者が「左下がりのライとシャットフェィスが原因です」
と言ったのですが、何度録画を再生してみてもオープンフェース
(トップの時のフェイスが正面からみてこちら側若しくは若干地面を向いていた)
にしか見えませんでした。

自分のシャットフェィスの意味の認識がおかしいのか?
解説者の見誤りなのか不明なので質問しました。


Answer

シャットフェイスとはフェイスがローテーションによって右に90度開き、
元の位置に戻ってスクエアになり、フォローで今度は左に90度閉まって
180度回転するところを、60度とか70度しか開かずに
上げる事をシャットで上げるといいます。

日本の解説者の中にはシャットで上げるのが嫌いな人がいます。
ダスシンジョンソンが失敗をすると、
何度もシャットフェイスが原因だと言う人です。

何かにつけ、すぐにシャットにするとどうのこうのと批判するのですが
ほとんど因果関係はありません。
なぜそんなに毛嫌いするのかの理解に苦しいのですが、
何でもかんでもシャットが悪いというのはいかがなものでしょうか?

いくら素人でも、あまりにもシャットフェイス説を持ちだされれば
鼻につくかと思います。また、余計な情報やジャンク理論が多過ぎて
とても聞き辛い分析や解説をする人がいます。

まあ、日本はそんなものだと諦めて、信頼のできる筋の情報だけ信用し
あとは聞き流すしかないかも知れません。

確かに左上がりのバンカーは球が上がり難く、出ない事があります。
どう見てもオープンフェイスなのに、シャットフェイスとして説明するのは
最近覚えた新しい言葉なので使いたいのか、よほど嫌いな動作なので
否定したがっているのかなのでしょう。

その人かどうかは分かりませんが、まともに聞ける人はやはりトップの
アメリカ経験のあるツアープロだけでしょう。

今週のNHKのBS放送は深堀選手と丸山選手の解説で、時差で同時に
喋るのがなければとても聞きやすい放送となりました。

やはりアナウンサー担当の内容を延々と語る人や、プロ経験もないのに
プロを代弁する解説者は非常に聞き辛いものです。

いい加減な解説をする人が多くて本当の困ります。その解説が合っているか
どうかも分からない人達が製作に携わっているという事なのでしょう。
ゴルフレベルが30年も遅れているので、解説レベルも同じように
遅れていないと釣り合いが取れないのかも知れません。

早く世界に追いついて欲しいものです。




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