2020年3月8日日曜日

当たっていたのに翌日は全くダメになる


Question

前日は綺麗に打ててたのに、翌日は全然ダメっていうことありますか?
トップもチョロもなくクリーンに打ててたのに、調子に乗って翌日また打
ちっ放し行ったら全然ダメでした。

同じルーティンで同じ打ち方のイメージをしてたのですが、何がダメなん
でしょうか?
疲れで後ろでこらえきれてない感じがするのと、左腕もインパクト時に
ちゃんと伸びてない感覚はダウンスイングの時点で感じます。

基本を確認してやるしかないですよね。


Answer

一度できたらまた同じ事ができると勘違いしているようですが、PCのプ
ログラミングとは違って生身ですので定着させるのに時間が掛かります。

質問者さんはまだフォームすらできていない段階で、どうして前日に当た
っていたのすら覚えていない段階です。
どうすると当たるのかを知らない段階ではどうして当たらないかが分から
ないのです。

フォーム作りの段階ではより効率の良い動きや動きの悪い動作は訓練をし
てスムーズに動くように練習し、できない動きでも挑戦して動けるように
する段階です。

そして、そのフォームが教科書通りにできたら、それを定着させる練習を
しますが、毎日同じ事ができるようになってから3週間は毎日その動作を
60回ずつ行って初めて70点まで定着します。

そして、それを80点にするには1年半、90点にするには3年掛り、そ
の間にはいつでもズレたり忘れたりします。

また、その期間に精度を上げて効率を良くして行きますので微調整が必要
で、手探りでフォームを探しているようではそのプロセスではありません。

フォームとは型です。
その型をまず習ってその通りに動くようにする事が基礎練習です。
ゴルフは適当に振って偶然に当たるとそれが正解だと勘違いして、それか
らはいつでも当たるとさらに勘違いするものです。
それにいつ気づくかです。

ゴルフはどんな打法でも定着させなければ安定しません。
ダフリの原因も、トップやシャンクの原因も、そしてスライスやフックに
なるのはそれなりの原因がありますので、それをいちいち修正するよりも
最初から基本動作を習ってそれを定着させ、しっかりと当たるようになっ
てからミスが出た時に、今行っているような修正練習をするのが正しい練
習法です。

基礎練習、そして基本動作をしっかりと習得しないといくらでも遠回りす
る事になりますので、早くそれに気づく事が一番の解決法だと思います。






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