2019年1月31日木曜日

クラブを替えたらスイングが崩れた


Question

ゴルフ歴7年です。
最近急にボールに当たらなくなってしまいました。
大スランプです。

軽いクラブ(アイアン)から少し重いクラブに替えました。
とても良い感じで当たり、飛距離も伸びスコアもアップしたのですが、
疲れている時にラウンドしたら後半振れなくなってしまいました。

なので、前に使っていた軽いクラブに戻しました。
初めは軽くて振りやすかったのですが、段々と当たらなくなってしまい、
今ではドライバーもウッドも、何もかも当たらなくなってしまいました。

周りにはスイングフォームがめちゃくちゃになっていると言われます。
確かに動画を撮って見ると、ひどいフォームです…
完全に手打ちになっていて、身体も開いてしまっています。

やはり軽いクラブに戻したのが原因でしょうか?
ここまで打てなくなる事は今までは1度もありませんでした。


Answer

スイングは必ずズレたり、突然忘れたり、ブレて当たらなくなります。
これは何年経っても同じで、特に安定していない最初の10年間は
いつおかしくなってもおかしくありません。

スイングは通常、単純な打法ですと数か月から数年で定着します。
タイガー打法などの新しいモダン打法は3年は最低掛かります。

質問者さんは手打ちとかのお話をされていますので、難易度が低い
オーソドックスな打法で割と単純な打法をされていたのだと思います。

それにも関わらず、また7年も歴がありながらこの状態です。
これは決して不思議でもなければ、珍しくもありません。

質問者さんはクラブを替えた事は単なるきっかけで、新しい感覚と
記憶感覚のギャップでスイング自体にズレが生じて、それがきっかけ
で崩れたと考えられます。

最初に重いクラブに替えた時に、重量感があって良いと思われた
ようですが、最初は以前と同じ振り方をしていたのですが、今までの
感覚とは違っているために体が勝手に調整をしてしまい、ズレが
生じてしまったと考えられます。

このズレはクラブを替えたとか、余計な動きを入れたとか、直接
スイングが変わることばかりではなく、結婚したとか、引っ越した等
の生活面での変化でも、それがきっけかで崩して転落する事があり
スイングは非常にデリケートで維持が難しい事が分かります。

むしろ、7年間崩れた事がなかったという方が不思議で、いかに順調
に上達している人でも、このように環境の変化や体調の変化などに
よっても崩している人が非常に多いのです。

イチロー選手が普段の生活もルティーン通りにしているとかは有名
ですが、これはその崩れのきっかけをできるだけ作らないと言う意味
があります。

重いクラブに慣れるのに時間が掛かり、その時にできたズレを修正
せずに乱れ、また軽いクラブにして感覚が違って、さらに記憶感覚を
乱してしまったと考えられます。

スイングは大切に、スイングはクラブと一体で作られます。
無暗に替えるものではありません。
やむを得ず替える時には今までと同じスペックの物にする事で、
このような崩れのきっかけにならないようにしましょう。




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