2019年2月15日金曜日

室内から屋外に出ると打てない


Question

室内練習場だと真っ直ぐ飛ぶのですが、屋外打ちっぱなしに行くと
トップしたりシャンクしたりします。
どこが悪いのでしょうか?


Answer

上達の途上にはいろいろな障害があります。
まず、素振りと本振りの間、室内から外の練習場、そして外の練習場
からコースなどの間にそれぞれに壁があります。

そのほとんどはメンタルです。
それぞれの段階や気持ちしだいでそれぞれを乗り越えて行くのですが
素振りから本降りで違うフォルダーが開く場合は球に当たるかどうか
が気になって当てに行くために本来のフォーム通りに振れないのです。
この場合は矯正ドリルで治します。

また、室内から屋外の場合には、今度はその球が真っ直ぐに行くか、
しっかりと飛距離が出ているか等が見えるために緊張して違う
フォルダーが開いて当たらなくなります。

そして、練習場からコースの間には、今度はスコアが気になって
置きに行ったり、慎重になり過ぎて本来のスイングができない事があり
それぞれに合った練習をしながら場数を踏んで慣れる事が大切です。

コースでのミスはメンタルだけではなく、傾斜やライなどの状況が違う
事でのミスもありますので、現場での対処法や実践練習も必要です。

物理的にはトップやシャンクはヘッドの軌道がフラットになった時です。
屋外に出て打球の方向や飛距離が気になり、また人にどう見られるか
などもあって、恐らく力んで左の肩始動になってヘッドが浮くと考え
られます。

まず、根本はこのようなケースはメンタルで暴露されると言うだけで
本来の基本動作ができていない人がほとんどです。

そもそもスイングの動作が左手で右から左に横振りして打とうと言う
初歩的なフォームに問題があります。
これは幼児にクラブを持たせると、みなそのような振り方をするのですが
本来のゴルフスイングはそうではなく縦振りです。
横は体で手は縦で同時に行う事で斜め縦の動作になります。

このバランスによってダフったりトップしたりします。
縦が強いとダフリ、横が強すぎるとトップやシャンクになるのです。

緊張したり飛ばそうと思うと、この横振りの人はヘッドが浮いてしまいます。
ところが飛ばそうと力を入れた時に、縦横のバランスの良い振り方をして
いる人、あるいは三軌道一面化の人ははヘッドが軌道から外れません。

リッキーファウラーは狭い所はキャリーで280Yしか出さないのですが、
FWが広かったり勝負に出た時にはキャリーで320Yほど出します。
この40Yの差があってもヘッドは軌道から外れる事なく、しっかりと当たり
方向も良くナイスショットになる打法があるのです。

振りに行った時にでもしっかりと打てるというフォームを身に着ける事で
誰でも同じように打つ事ができるのですが、我流で違う筋肉を使って
打っている人はミスが多く、振りに行くとトップするのです。

また、高速スイング、超高速スイング打法は基本動作自体が昔とは違います。
中期頃の打法やシンプル打法とは雲泥の差がありますので、
超高速で振っても軌道が崩れない打ち方を習得する必要があるのです。

最新の世界の超高速打法を紹介している高橋塾でしっかりと勉強する事を
お奨めします。




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