2019年2月19日火曜日

2週間のブランクで当たらなくなった


Question

ほぼ毎日練習はしていたのですが、2週間ほど忙しくてクラブすら
持てなくなった時に、練習場に戻って練習を始めたらほとんど当たらず
しばらく試行錯誤している間に疲れて帰って来ました。

ブランクがあるとこんなにおかしくなるものなのでしょうか?
それとも自分のやり方が悪かったのでしょうか?


Answer

ゴルフ歴と定着度によります。
初心者の方でしたら、その2週間にほぼ動作を忘れている事になります。
また、中級者でしたら戻すのに焦って立ち上げを失敗したかと思います。

立ち上げとは体が順調に動くようにするまでの準備です。
ストレッチを十分にやって、エアーやボディーターンの練習をやって、
しっかりと動きができる事を確認した上で小さなショットから入ります。
また、スイングフォームの確認が必要で、目指している動きのなぞりや
素振りをしっかりとやってから球を打ちます。

このブランクの後はチップショットから入ると良いかも知れません。
しっかりと芯を外さずにピッチショット、そしてコントロールショットと徐々に
大きくしていき、十分に軌道を思い出し軸のブレも体や腕の緩みもない事
を確認したら、フルショットの素振りから入ります。

素振りは意外に覚えているもので、球を意識せずに最初はフォームが
できているかどうかを確認し、同じ所にヘッドが何度も落ちる事を確認して
から初めて球を打ちます。

それもショートアイアンからで、ひとつ置きに長くして行きます。
それぞれの番手でしっかりとした球が打てる事を確認しながら徐々に長い
番手に持ち替え、途中で当たらなくなったらまた短い番手に戻して当たる
事を確認してまた長くしていきます。

これで全てクリアしたてからドライバーの練習になります。
このようなルーティーンをご自身で作っておき、どれが一番間違いなく立ち
上がるかを知っていなければなりません。

また、ブランクの直後は筋肉が弱っており、退化したと思ってください。
いきなり以前と同じ打球を求めずに、2~3回に掛けて元に戻します。
焦りが絶対に禁物です。

むりにすぐに戻そうとするといい加減な動作のまま下手を固めてしまい、逆
に当たらなくなったり、帳尻合わせで違うスイングをしてしまいます。
これで色々なフォルダーが出来てしまい、いざ本番で違うフォルダーが開く
のです。

このように立ち上げは慎重に、そして大切にていねいに行います。
毎日連続で練習ができている時には立ち上がりが早く、すぐにドライバー
まで行くのですが、数日間でも休みが入るとかなり時間が掛かります。
これは覚悟して行う事です。

また、休んでいる間は素振りをしておかないと筋力が衰えて、本来の力が
でないために力んだりしますので、お休み中も素振りやエアーなどの体を
動かす事を忘れないようにしましょう。




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