2019年7月2日火曜日

体で振るとかいう意味がやっと


Question

ゴルフスイングの基本の重要ポイントに、ようやく気づいたかも?
クラブを振っちゃいけないんですね。
体で振るとか、ずっと意味わかんなかったわ?


Answer

またまた感覚的表現の弊害ですね。
感覚派の人の表現は、その動きが出来た時にしか分からないものです。
できるまでに、どこをどう動かすかと言う事を教えなければ、ただ
試行錯誤して自分で探すしかありません。

そして、たまたま偶然その感覚があって、これだ!と何か降りて来た
ような感覚になって、その意味が分かるのですが、またすぐに忘れて
どうやるとその感覚が出るのか探し始めます。

ゴルファーのほとんどはその繰り返しで、一生これで良いという終着駅
がありません。
それはこのような降りて来なければならない感覚の動作がいくらでも
あるからです。

「脱力しろ」だの「手で振るな」だの、感覚的な事しか言わない人が多く、
名選手にそれが多いのですが、具体的にどの筋肉をいつどう動かすか
といった解説はまた別の能力になるのです。

体で振る感覚と言うのが掴めたようですが、それが果たしてトッププロの
スイングと同じでしょうか?
ゴルフは勘違いが非常に多いスポーツです。

これほど曖昧な感覚派の指導ではどれだけ遠回りするのでしょうか?
ゴルフはドッジボールではありません。
地球上で最も難しいスポーツだと言われるほど難易度が高く、その動作
だけでも100ポイント以上あります。

テレビやラジオなら手探りで使い方を把握する事はできますが、PCなど
の使い方はある程度勉強をしないと使いこなせません。
これと同じで難しい物は経験と感覚だけでは習得できないのです。

事ゴルフに関しては、テレビやラジオ扱いする人が多いのに驚きです。
初心者のほとんどはこのような感覚でゴルフを捉えているようです。

したがって、トッププロがやっている打法のコピーすらできず、似ても
似つかない動きでスイングしている人がほとんどです。

それぞれの部位がどう動くのかのメカニズムを頭でも同時に覚えないと
忘れた時に思い出せません。
感覚ほどあてにならない物はないのです。

タイガー打法はその動作の解説をするだけで8時間掛かります。
また、それを習得するのに1~2年掛かり、定着するのにさらに2~3年
掛かります。

その間に忘れたりズレたり、勘違いしたりしますので、その都度修正や
調整が必要なのですが、それを自分ひとりでできると勘違いしている人が
ほとんどです。

それが理由でタイガーと同じスイングをする人が少なく、トッププロでも
コピー出来ている人は数えるほどしかいません。

もっと真剣に取り組む必要があるかと思います。





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