2019年7月31日水曜日

ビハインド・ザ・ボールとハンドファースト


Question

ゴルフ初心者です。
ヘッド・ビハインド・ザ・ボールとハンドファーストが両立できません。
どうしたらいいですか?


Answer

これはインパクトの形を解説した二つの要素です。
では、どうするとこれらが両立するかを考えてみましょう。

まず、ハンドファーストの形でインパクトをすると言うフォームに出来るか
どうかなのですが、この形に打てない人がほとんどです。
その理由はまずヘッドが先に落ちてしまう事が挙げられます。

これはリリースポイントが早いからです。
なぜ早くなるかと言うと、ヘッドが遠回りしている事や右手で前倒しの
力が入っている事が主な原因です。

まずヘッドが遠回りするとはどういう事かです。
ほとんどのアマチュアはダウンスイングでヘッドと体との距離が同じのまま
降りてきます。
これが遠回りと言う事です。

では、どうするかですが、それはグリップエンドで球を一瞬突き刺したり、
ヘッドをループさせて近づけたり、右肘を折って引き寄せをする事でヘッド
を体の近くに通して直線に近い軌道にする事です。

また、前倒しの力とはヘッドから落とそうとして切り返し直後に右手に力が
入って、インパクトで掬って打とうとしたりする事です。

ヘッドの振り遅れを治そうとしたり、ヘッドの速度を上げようとしてヘッド
から落とそうとするとダフってしまいます。

そして、手とヘッドとの時間差がないとハンドファーストになりません。
普通に振ると手が充分に左に来ていない間にヘッドが落ちてしまうのです。

それには手が右脚の前に来るまではリリースを開始しない事が大切で、それ
を実現させるにはヘッドが手よりも後から降りて来る事です。
これがラグです。

練習の段階では手が左脚の前に来るまでリリースをしない事です。
リリースとはフェイスローテーションとアンコックです。

これはタイミングや緩々グリップなどの基本的な動作を習得する必要がある
のですが、すぐにはできないために多少の訓練が必要です。
まずはこの練習をしてハンドファーストで打つ事ができるようになると、頭
を残して打ってもダフらずに打つ事ができます。

しかし、中高年からは体が硬くなりますので、両立させるのは大変困難にな
り、痛みが出たり怪我をする危険性も高まりますので、ある程度は再現性で
カバーする事も大切です。




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