2019年9月23日月曜日

左腕を曲げないとテークバックができない


Question

プロの動画を見るとテークバックの時に左腕がまっすぐ伸びたまま十分に
テークバックができています。
しかし体の堅い私には左腕を曲げないとテークバックができません。

左腕を曲げるため決して格好もよくないのですがその場合、体には無理が
できませんがどういう点に考慮してスイングすればいいでしょうか。


Answer

人によって可動域が違い軟らかさが違いますので、教科書通りにできなくて
も大丈夫です。
可動域が狭いとトップの位置が浅くなって球が真っ直ぐに出なかったり飛距
離がないなどの問題は確かにあると思います。

これを解消するためには左の肘を曲げるのが一番良いのですが、同時に体を
軟らかくする事やあるいは浅くても真っ直ぐに飛ばせる打ち方を習得すると
いう方法もあります。

ジョンラームなどのトップ選手でも浅いまま戦っている人が何人もいますの
で、その分どこかで調整すればスコアメイクは可能だと言う事です。

ただ、一番簡単なのは肘を曲げる事です。
しかし、インパクトまでには真っ直ぐに伸ばすか、毎回同じ曲がり具合に戻
す必要があります。

これも再現性ですので、毎回同じ事が出来れば良い事です。
しかし、動きが増えればそれだけ難易度は上がりますので、毎回同じ位置で
止めて毎回同じ位置に戻すと言う訓練が必要です。

欧米男子の若手でも、この左の肘を曲げて伸ばしながら飛距離を稼いでいる
選手がいます。
ドラコンなどは昔からこれを使っていて、飛距離を優先するためにはリスク
も受け止めながらわざと取り入れています。

したがって、決して無理な事ではありません。
飛距離を伸ばすためではなく、肩が回らない分の帳尻合わせとして仕方がな
いと思います。

体の痛みや怪我をして動かないなど、様々な障害を持った方でも、それなり
に工夫をしてゴルフを続けています。
障害者ゴルフの大会もあるくらいですので、身体的に問題がある方は一度そ
れを参考にされると良いでしょう。
片手でも普通に飛ばす人などを見ると、ご自身の悩みを解決するヒントにな
るかも知れません。

ゴルフは本当に楽しいものです。
工夫して自分なりに楽しめればそれで良い事ですので、出来ない事を残念に
思うのではなく、出来る事を楽しむようにしてください。




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