2019年12月9日月曜日

インサイドに引きすぎてる?


Question

バックスイングでクラブが寝るというのはインサイドに引きすぎてるって事ですか?
このスイングだと何か弊害がありますか?


Answer

テイクバックでのクラブの動きは左腕のローテーション度と左手首の動きで決まりま
すが、肩を回す速度とも関係しています。

基準は左腕が(前方打席から見て)7時半の時にシャフトが水平で、その位置で飛球
線上後方から見た場合にヘッドと手が重なる形です。(下写真)
この位置を通る軌道が世界のトッププロ達の標準になっています。

ここを時点でヘッドが(飛球線上後方から見た場合)手よりも右(前打席方向)を通
るのをアップライトといい、ヘッドが手よりも左側を通る軌道をフラットとします。

クラブが寝ると言うのはこのフラットの事だと思いますが、この軌道はどこでも良い
のですが、どこかに決める必要があります。

ゴルフは再現性ですので毎回同じ位置を通って上げないと同じトップの位置に上がり
ません。
したがって、この基準の位置を通すとズレた時にすぐに分かりますので、ほとんどの
選手はこの軌道に決めて練習しています。

テイクバックが普段は基準の軌道でも、ズレてフラットに上がる事がありますが、こ
の場合はトップでループしてダフリ軌道になるか、フラットのまま降りてきたトップ
するかのどちらかになる傾向があり、これが弊害と言えます。
ただし、毎回フラットで上げてそれが定着しているのであれば問題ありません。

要は毎回同じ位置に上げてトップの位置を固定する事で、テイクバックの軌道で8割
がた当たりが決まると言われているほど重要です。

手とヘッドが重なる位置を第一チェックポイントとして練習の際は毎回同じ軌道で上
げているかどうかを確認するようにしてください。



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