2020年1月12日日曜日

右足カカトを浮かせてスイングする


Question

右足カカトを浮かせてスイングするドリルを試しました。
試してみるとダウンブロー気味のスイングになり上手く打てるようになりました。

そこで思ったのですが、この打ち方はずっと続けてもいいんでしょうか?
あくまで練習の時だけにすべきなんでしょうか?
コースでも、この打ち方をやっている方はいるんでしょうか?
教えて頂きたいです


Answer

カカトを浮かせると言う意味が良く分かりません。
いつでしょうか?

欧米打法でカカトを上げて打つのは切り返しで、これは浮くのではなくわざと上げて
そこから蹴っているのです。

未だに足がめくれるとか浮くとか言う解説を耳にするのですが、カカトを上げて高い
位置から蹴って、蹴り幅を上げていると言う解説はまだ聞いた事がありません。
これはタイガーがこれだけ有名になり、マキロイが完コピし、さらにジャスティント
ーマスがマックスにカカトを上げてから蹴っているにも関わらずの事です。

質問者さんは恐らく蹴ってはいないと思いますが、カカトを上げる事で右の腰が落ち
ずに水平に回転するなどの影響でたまたま良く当たったのではないでしょうか?

たまたまバランスが取れて上手く当たる事はゴルフには良くあります。
ただ、偶然ですので翌日にはまた当たらなくなったり、特に初心者の方々は不安定で
すので帳尻があっての事が良くあります。

どこを目指しているかによりますが、エンジョイゴルファーでしたらそのたまたまの
帳尻スイングでも当たっているならば良いと思います。

ただ、競技ゴルフで上を目指すのでしたら、たまたまとか偶然では通用しませんので、
毎回ナイスショットが出るメカニズムを理解し、把握していなければ突然に忘れたり
崩れた時に対応できません。

コンセプトは必要最低限の動きで、不要な動きは全て排除し、できるだけシンプルに
する事ですが、逆に飛距離が出る打法ほど体のあらゆる部位を使って動かしますので
動作としてはより複雑に難易度が上がります。

その動きが何に役にたっているのか、単なる気休めにやっているだけとか、おまじな
い的な動作だったり、打つ前がやたらと長いなど、不要な事をやっている人が多いの
で癖のないスイングを目指す事が大切です。

したがって、カカトを上げてその位置から蹴って腰の回転を速めて飛距離が伸びるの
でしたらそのまま続けて練習して良いのですが、テイクバックで上げたり、打ち終わ
ってから上げるなどの場合には無駄な動きになるかと思います。




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