2020年2月10日月曜日

左手首の角度について


Question

ゴルフのバックスイング で、トップ オブスイングの時に、左手の甲が
甲側に折れないようにトップ を作る事を心掛け始めたら、出玉が左に
低く出るようになりました。

トップ オブスイングは左手の甲は甲側に折れても良いのでしょうか?


Answer

左手首で最も大切なのはインパクト時の角度です。
安定して作れるインパクトの角度が平側に曲がる手首を山にした形です。

この角度がインパクトでの衝撃に一番強く、ハンドファーストでターフ
を取るのに理想的な形で、空手のパンチもこの形です。

そして、このインパクトを作るまでの手首の角度は様々で、どこで変え
るかと言う問題に遭遇します。

トップでの形を比較すると山にするボウド、真っ直ぐにするストレート、
そしてアドレス時と同じに形を変えずにそのまま谷にするカップです。

そしていつその形にするかや、その後どうやって山にして打つかと言う
時間的、位置的な違いがあります。
早めでもインパクト直前でも、歴代のスター選手達のフォームには色々
な方法がある事が分かります。

重要な事はインパクトさえ山にしていれば、どんな方法でも打てるので
すが、どれかに決める必要があると言う事です。

トップで谷にするとフェイスローテーションの力が使えてトップがクロ
スになり易くなりますが、ドラコンなどの打法では、この形をわざとし
てヘッドの引き寄せを大きくしています。

タイガー打法はテイクバック始動直後に真っ直ぐか山にして、そのまま
変えずにインパクトまで維持する方法です。

トップでは山、ダウンスイングで谷、そしてインパクトでまた山にする
という打法もありますが、手首を傷める事があり複雑なために流行りま
せんでした。

世界の主流は現在はトップで左手首を山かストレートにするタイガー式
ですので、見て分かるその部分は日本にも浸透してきていますので、恐
らく新しい打法に見えるので好まれるかと思います。




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