2020年6月25日木曜日

突っ込む癖が治りません


Question

1年程前からフックがきつくなり修正してるうちにどんどんひどくな
ってきました。

以前の動画と比べると明らかにタイミングもバラバラでトップの位置
での間もなくダウンスイングに入っています。
ダウンスイングで以前より高い位置からクラブが降りてきています。

悪い内容が何かは分かっているつもりでそれを意識して練習もしてい
るのですが、どうしても切り返しから左に体重が乗るのが早くなり、
フィニッシュもバランスが取れないことが多いです。

どうすればこの突っ込み癖を治せるでしょうか。


Answer

1年も試行錯誤していると本来のスイングを崩してしまい、どんどん
悪い癖がついて悪循環で取り返しが付かなくなる事があります。

恐らくオーバースイングを治そうとして体重移動を早めて帳尻を合わ
せようとしてそれが癖になったのかも知れません。

ちょっとしたズレでも正しい診断をせず、違う場所で帳尻合わせをす
るとどんどんおかしくなって行きます。
正しい診断法と正しい修正法を知らずに模索しているともとに戻る事
ができずに全部崩してしまうのです。

このまま試行錯誤しているとどんどん悪化し、最悪のケースとしては
ゴルフを辞める事になる可能性も十分にあります。

初心に戻ってまた一から基礎練習を始めましょう。
行き詰った時には基本に戻る事で、基礎が入っていない人はこれから
でも基礎を習って勝手に試行錯誤するのではなく、教科書通りの型を
習得し定着させる事からやり直しましょう。
さもなければ、偶然良くなってもいつでもまた崩れてやり直しになり
ます。

突っ込み過ぎると言うのは重心移動の問題だけではなく、体が弓にな
っておらず、腰は左でも頭の位置を変えずにそのバネ力を使ていない
と言う事です。
要するに型であるフォームと言う基本動作が出来ていないのです。
体重移動だけで打とうとすると左に寄りかかったり突っ込み過ぎたり
するのです、

目指す打法の型をまず勉強し、その通りの動作を習得してから定着練
習をしてメカニズムで覚えると、ズレたりブレたりした時にどこに戻
せば良いのかが分かり、自分で修正する事ができるようになります。
感覚だけで覚えるとそれができませんので、結局長年の再現性を失い
ますのでその分いくらでも遠回りする事になります。

習得法や練習法、そして診断法や調整法、そして修正法や矯正法など
も今度は一緒に習得される事をお奨めします。




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