Question
「スイング中に手を使わない」とは切り返しからダウンにかけて
1.股関節から体感をひねる
2.グリップ圧を変えない
3.前傾角度を変えない
それ以外に何かありますか?
特に2は重要ではないですか?
Answer
脱力しろ、だとか手振りだとか日本語は色々と良く分からない表現
をする事が多々あります。
これは言いやすくするために省略して、教える側と習う側が同じ意
味で通じていれば良いのですが、その現場でのやり取りを聞きかじ
ってそのまま使っている場合があります。
手を使うと言うのは逆に言えば体を使っていないと言う事です。
体を使わないとは体全体を弓にした時の張りや各部位の時間差を使
ったムチ効果など、腰の回転で肩を回したり脚の動きで腰の回転を
速めたりと言う腕で打つ以外の部位でいかにスイングの動作をする
かを意味しています。
ほとんどの人は腕や手だけで打っています。
いわゆる手打ちなのですが、それがどういう事なのかを知らない人
にとっては手打ちと言う意味すらピンときていません。
これで体全体で打つ事が出来た人が手打ちになった時に、手を使わ
ないと言われたら、体を使う事を忘れて手打ちになっていた事が分
かり即改善できることなのです。
まずは基本動作を習得して定着させる必要があります。
どの部位をいつどのように動かすかと言う型をまず覚え、体全体か
らパワーを出す方法を習ってそれが出来た時には手を使わないと言
う意味が良く分かると思います。
このように体得した人にしか分からない言葉で教える感覚派の指導
は誤解が多く、模索してできた時にしか分からない事で時間が掛か
りメカニズムで覚えないので忘れたり診断や修正が難しくなります。
スイングはメカニズムで習って感覚で振ると言うのが基本です。
まずは基本動作や基礎を習ってみては如何でしょうか?

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