2020年8月1日土曜日

ダウンスイングの真逆な解説


Question

プロの動画を多数見て疑問に思うのですが、トップからの動
きで二つの真逆な解説があるように感じてます。

A「ダウンは左手首と右肘の角度を伸ばさずにグリップエンド
 を地面に突き刺すイメージ」

B「トップからいきなりヘッドを目標後方に放り投げる」

結局同じ動きで感覚や表現の違いでしょうか?
スイング自体が根本的に違うのでしょうか?
よろしくお願いします。


Answer

このダウンスイングの方法には大きく分けて3種類あります。
ヘッドの軌道はテイクバック時よりも小さくなることはご存知
だと思うのですが、実は手の軌道も実際には小さくなります。

ところがその大きさに3種類あると言うことで分類する事がで
きます。

この違いは右肘の違いだけを比較しているのですが、トップか
らすぐに右肘を伸ばしながら降ろすフォームはいわゆるキャス
ティングと言われ、釣りで錘を遠くに投げるときに行う動作で、
遠心力を使うための手法です。

そして、それとは逆にトップから手をできるだけ体に近づけて
降ろすために右肘をすぐに曲げながら降ろして来る方法、そし
てその中間が肘の角度を変えずに降ろす方法です。

一番手が遠くを通るのがご質問のBで、中間がAと言う事でそ
れぞれに違う振り方をしています。

ヘッドの軌道としては体の近くを通す事で慣性モーメントの原
理で走る事は解りますが、手の軌道はそれぞれに主張が違い、
ダウンスイングの速度やその人の腕力などによってどれが良い
のかは証明がし難いのが現状です。

現在の主流はAのダウンスイングにプラス後ろ倒しを組み込ん
だ物ですが、キャスティングの方が飛ぶと言う人もいれば、ま
た右肘を折り畳んで近づけて伸ばす事でパワーが出るという人
もいますので、これは試しに3種類ともやってみると良いでし
ょう。

それぞれに感覚は違い、メリットデメリットもあり、慣れや好
みで色々な意見がありますので、ご自身のやり易くよりHSが
上がる方法を選択すると良いと思います。




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