2020年8月12日水曜日

左へスエーする事がありますが

 

Question


私はダウンスイングで左へスエーする事がありますが、意識している

のですが、直す方法はありますか?御指南よろしくお願いします。



Answer


まず最初にスエーの定義を統一しておきたいと思います。

背骨軸打法の場合、動いてはならないのは首(第七頸椎)です。

また、基準としては腰が左の壁から出る事も含んでおきます。


そしてただ単に体重移動と呼ばれているものを運動的に3つに分けて

考えてみましょう。


まず、動画で見てすぐに分かるのが体勢です。

そして二つ目は右足にどのくらいの体重が乗っているか、左足にはど

のくらいかと言う体重の比率、そして三番目としては重心位置です。


これは右足に体重が全部乗っていて左足を浮かせたとしても、体勢は

左に傾いていた場合には重心位置はほぼ真中になると言う考え方です。

これは体重移動を説明する上で大変便利な分け方です。


そもそも体重移動をしながら打つと飛距離も出ますし、効率良く楽に

打つ事が可能です。


そこで良く起きるのが寄りかかりです。

トップから体全体が左に倒れて寄りかかるように左に移動する事です。


また、ただ単に体重移動が大きい場合などもスエーしてしまいますの

で、基本的にどう体を動かすかを習得する必要があります。


まず、第七頸椎を固定する事がスイング理論上の理想です。

しかし、体重を移動させて打つ事も効率を上げる上では理想ですので

この両者を両立させる打ち方をします。


その方法としては体を弓にする事です。

腰は左ですが逆に頭は右と言う意識で体を捻じりながら弓のように曲

げます。


これによって体全体をバネとして使えますので飛距離アップや効率を

上げる意味でも効果的で、しかも軸ブレを防ぐ事が簡単です。


これは基本動作として最初に習得するべき事なのですが、勝手に打っ

ているとスエーが癖になるまで練習をして、プッシュやスライスが止

まらずにそこで初めてスエーしない打ち方に改造する事になるのです。


その方法として体重を移動しないで打つようになったり、体を使わず

に打つという手打ちで効率が上がらない打法になってしまいます。


より効率の良い打法のフォームを習得される事をお薦めします。



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