2020年8月5日水曜日

練習するたびに何処かしら痛くなります


Question

ゴルフ始めてすぐ、ドライバーぶん回して過ぎて肋骨疲労骨折して
一ヶ月安静にして、ようやく練習再開したら今度は背中左肩甲骨の
あたりに痛みが。

練習するたびに何処かしら痛くなります。
合わないのでしょうか?

体型格闘技やってたので結構ガッチリしてます。
友達いわく、グリップ力入りすぎ、クラブふるときに力み過ぎだか
ら身体に負担がかかるとか言ってました。

最初は皆こんな感じなのでしょうか?
何かいい方法ありますか?よろしくお願いします。


Answer

格闘技をされておられるのですから、異常に弱いとは考え難いと思
います。
人によっては寝返りをしただけで骨が折れるという方もおられます
ので一概には言えない事もあるかと思いますが、若い男性であれば
まずそれはないと思います。

さて、お友達が言うように力み過ぎの可能性がまず考えられます。
格闘技をされている方は力ずくという習性があるかも知れません。

そのような方は格闘技と同じように、まず型を覚えることです。
ゴルフの型とはフォームの事で、その打法の特有な動作があります。
腕だけの動き、腰の動き、脚の動き、手首の動きなどとそれぞれの
動きを正しく覚えるための分解ドリルの反復です。

これは本来ゴルフを習得する時に行いますが、ほとんどの方は我流
で最初から球を打って失敗経験を積んでしまいます。

これは格闘技で言うと何も知らないうちに対戦して痛い思いをさせ
られるようなもので、あまり意味がありません。

柔道でしたら受け身から始め、剣道でしたら素振りというように、
最初から対戦する事はありません。

まずはどう動くのかと言う基本動作を定着させて、それからその動
作が正しく精度のある動きなのかどうかを確認するために球を打つ
程度で良いのです。

しかし、まず球さえ打てば良いと思って最初から球打ちをする人が
ほとんどで、勝手な動きや速度、そしてタイミングやバランスも知
らないうちに当たりさえすれば良いというデタラメな事をします。

ゴルフは力ではありません。
より効率の良い動作の組み合わせによって最低の力で最高の飛距離
を出す事が重要なのです。

これは何も格闘技をされているからではなく、一般の方でも全く同
じなのですが、格闘技をされている方ならその意味がすぐに分かる
と思います。

対戦してボコボコにされながら、打たれないようにするために修正
をして行くのではなく、防御や攻撃などはどういう動作なのかを習
得してから対戦するようにすると言う当然のお話なのです。

基礎練習、基本動作を教えてもらい、それぞれの部位の動作が定着
してから組み合わせて一つのスイングを作り上げて行くようにされ
ると痛みを伴わない上達ができると思います。




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