2020年9月22日火曜日

ウルフを真似たらメタメタ

 

Question


マシューウルフを真似てラウンドしましたところ、めためたになって

しまいました。。タメができません。。ご教授ください(゚Д゚≡゚Д゚)゙?


Answer


最近、GGスイングが人気で世界中で真似をする人が増えているよう

ですが、ウルフはジョージガンガス(GG)本人が「やり過ぎ」だと

言っています。


GGスイングの特徴は手の使い方だけではなく、ボディーターン自体

が違います。


特徴は脚の使い方でスクワットジャンプですが、右軸で体を開いてか

らインパクトの直前からジャンプと同時に左に体重移動します。


また、手の動きはローテーションをせずに上げて後ろ倒しで降ろして

来ると言うレッドベターコーチのAスイングの動きです。


ところがウルフはテイクバックでヘッドをアップライト(外側)に出

して、大きくループさせて降ろしてきます。


その理由は前から後ろに回す事で後ろ倒しが大きくなってヘッドが走

るために飛距離が出ると言う原理です。


大なり小なりこの後ろ倒しはほとんどのトッププロは組み込んではい

るのですが、ここまで大きく入れている選手は彼だけなので、ユニー

クだとかやり過ぎと言われるのです。


このループ式打法は昔から何人かいたのですが、最近ではフューリッ

クが代表されて話題に出るのですが、彼もこの20年の間にループの

大きさがどんどん小さくなっています。


これは確かにヘッド速度は上がりますが、軌道を安定させるのが難し

く、ミスがなかなか減らない事でここまでやる人がいないのですが、

訓練しだいで再現性を高めるとウルフのようにループを大きくしても

トップクラスに成れる事が今回証明されました。


打法によっては再現性を高めるために訓練をするのですが、その期間

に差があります。


難易度が高いほど時間が掛かりますので、どこで線を引くかの問題で、

小学生が10年掛けてこのスイングを徹底的にマスターしようとする

ならばウルフのように当たるようになるとは思いますが、見ただけで

すぐにできるものではありません。


トップ選手達がウルフチャレンジと言ってみんなで真似て遊んでいる

動画がアップされていますが、空振りやチョロでほとんどまともに当

たっている人はいませんでした。


トッププロ達でもその場で出来る人はいません。

スイングは3年から10年掛けて作り上げるもので、その場でできる

動作では世界レベルの飛距離は出ません。


スイングはそう簡単にいじるべきではありません。

もっと真剣に、かつ大切に再現性を高める練習をしましょう。





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