2020年9月21日月曜日

ドライバーのスライスが治りません

 

Question


フェースが開いて当たってる、打感も擦ってると自覚はあります。

しかし、治し方がわかりません。ご教示願います。

次の練習で試したいと思います。


Answer


スライスの原因は色々とあります。

その原因の特定は非常に大切です。


原因によって治し方が違いますので、分る人に診てもらう事が一

番早いのですが、結局はご自身でも診断と修正を行えないと遠回

りをしますので、原因の全てを把握しておく必要があるかと思い

ます。


まず、道具ですが軽いシャフトはトルクが高いので硬くて捻じれ

ないシャフトが必要で、またヘッドは重心距離が長いとローテー

ションが遅れてスライスが出る事があります。


また、多いのは軌道ですが、スライスやフェイドが良く出る方は

アウトイン軌道が多く、肩を止めてスクエア軌道に修正すると良

いでしょう。


次に、速度や力の違いですが、短い番手はゆっくりと打てるので

すが、長くなるにしたがって力が入り、手の速度が上がってヘッ

ドが振り遅れる事が多々あります。


この3つはスライスの原因のトップ3で、恐らくこれらのどれか

か、あるいは複数の可能性があります。


また、芯を外した場合はトウ側に当たると右に軽いスライスが出

る事がありますが、最近のヘッドは大きく、シャフトが柔らかい

のでどこに当っているか良く分からない事があります。


そして、インパクトで胸が上を向く打ち方をするとフェイスが開

く事があります。

左肩をフォローで引っ張ってフィニッシュが低い打ち方をしてい

たり、起き上がりが早かったり、反り返りなどによってプッシュ

スライスなどが出る事があります。


この場合は左肩の軌道を縦に修正し、軸ブレを治して打った後に

すぐに起き上がらないようにすると良いでしょう。


あるいはローテーションの度合いですが、要するにクラブを返す

度合いが弱いとフェイスが閉まりません。


このようにスライスの原因は沢山ありますので、まずはトップ3

をクリアしてみてください。

それでも治らない場合はレッスンを取って原因の特定をしてもら

うと良いでしょう。





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