2020年10月14日水曜日

スイング理論についてご教示お願いします

 

Question


スクエアにスタンスをとり、多少のフックグリップで握り、

正しいスイング軌道でスイングした場合、インパクト時点で

はフェースはオープンになりスライスボールになる。

これは正しいでしょうか。


そして、リストターンしてフェースをコントロールする事で、

ストレート、ややドローを打つ。

スイング理論として正しいでしょうか。


Answer


これらは全てバランスです。


まず、グリップとトルクのバランスです。

シャフトの捻じれであるトルクが大きい場合にはインパクト

までにはフェイスは開いてスライスになりますが、トルクが

低くほとんど捻じれない場合にはスクエアになります。


また、リストターンするしない、と言う動作はヘッドが戻っ

て来るタイミングによって変わり、リストターンを力によっ

て調整したりは可能です。


ところが振り遅れの調整はグリップエンドの刺し、後ろ倒し

などによってもヘッドを走らせてできますので、なにもリス

トターンを意図的にする必要はありません。


本来は後ろ倒しや刺しによってヘッドを走らせて自然のフェ

イスローテーションでバランスを合わせます。


ただ、これらの全てはインパクトでフェイスがスクエアにな

っているかどうかで球質が変わりますので、それらの全ての

バランスを合わせる必要があります。


コントロールショットや普通のフルショットは基本的にはリ

ストターンは無理にはせず、ヘッドを走らせる技術によって

タイミングを合わせ、パワーは体や脚腰で出します。


これはいわゆる脱力と言われる打ち方で、方向や縦距離が安

定する打ち方ですので大変重要です。

ただ、深いラフやマックスに振る場合には手の力で打つ場合

もありますので、それぞれの打ち方を練習して引き出しにし

ておく事が理想です。


これらはタイミング調整、方向調整、バランス調整をしてス

イングを仕上げる段階で行う内容で、どこをどう調整するか

はスイングコーチに聞くのが一番早い方法です。





0 件のコメント :

コメントを投稿