Question
スイングで頭が左右に動くのを直すにはどのようにすれば良い
ですか?
バックスイングの時後ろに引っ張られ、インパクトの後は前に
突っ込んでしまおます
Answer
まず基本動作という型がありますので、それを習って行えばこ
のようなことはほぼ防げます。
この型とはどこの筋肉をいつどうのように使うかを習得するた
めのフォームなのですが、違う筋肉をつかって見た目だけその
ような動きをすると起き上がりや突っ込みなどの弊害が出てき
ます。
最初から基本通りに基礎を習えと言われるのはこの事で、自分
で動画を見て勝手に真似ても違う筋肉を使ってしまいあとで治
すのに相当な遠回りをする事になるのです。
まず頭を止めろと良く言われるのですが、正確には第七頸椎を
固定する事です。
そのため、多少は頭は動くのですが背骨軸の場合にはこの第七
頸椎がインパクトまで動かなければ良いというのが教科書です。
肩の動作には3つの動きが入っています。
まず、回転で90度肩が回る事です。
そして肩の上下運動です。
直立して右肩を上げ、左肩を下げる、そして今度はその逆をす
ると肩がシーソーのように上下します。
この動作が二つ目です。
そして最後は傾きです。
腰を静止させたまま上半身だけ右に傾けます。
第七頸椎が3~4cmほど右に傾く程度の動きですが、これが
入っていないと背骨軸ではなく、リバースピボットや体中心軸
になってしまいます。
この3つの動作を同時に行いますので、その時にできた形がト
ップの形を記憶し、定着させてズレの修正を常にする必要があ
ります。
そして、ダウンスイングで左に突っ込むのは、体重移動で左に
体全体が移動するからです。
ダウンスイングにはトップの位置で腹筋を使ってお辞儀をする
動作が入ります。
これによって頭は逆に自分の右(飛球線上後方)に動くのです
が、腰は左(目標方向)に移動していますので相殺されて第七
頸椎は動かないと言うのが現代世界最高峰の打法の理想とする
動きです。
そして前後の重心位置ですが、トップでは右のお尻を後ろに出
し、ダウンスイングでは左のお尻をさらに後ろ打席方向に突き
出すという右カカトから左カカトにと言う重心移動をすると、
フィニッシュで前によろけたりしなくなるでしょう。
これが本来の重心移動ですので、後ろ、さらに後ろと言う腰の
位置をヒップターンの練習時に定着させましょう。
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