2020年11月22日日曜日

振り遅れとレイトヒットが 真逆

 

Question


振り遅れを直す解説と、レイトヒットさせるための解説が真逆なの

ですがどちらが正しいのでしょうか?


Answer


まず、言葉の本来の意味を統一する必要があるようです。

振り遅れとは手とヘッドの位置関係をいいます。


アイアンで言えばアドレスのように手が先に行っていて、ヘッドが

後なのですがフェイスはスクエアになった位置関係がインパクトの

正しい状態です。


また、ドライバーで言えばアドレスではシャフトが前打席から見る

とほぼ垂直になった位置関係です。

この時にもフェイスが目標を向いている(スクエア)事が大切です。


そして、レイトヒティングとはタイミングを意味します。

打つのを遅らせるのではなくリリースを遅らせると言う意味です。

この技術は飛距離を出すためにどうしても必要な動作です。


リリースとは左手首のコックをアンコックすること、そして左腕の

骨を軸とした回転(ローテーション)を戻す事を言います。


このリリースが早いとダフったり飛距離が出なかったりしますので、

このタイミングをできるだけインパクトに近づけて、最後の最後で

クルっと回します。


これがレイトヒティングですので、両者は相反する物ではなく、振

り遅れがないようにレイトヒティングする事で飛んで曲がらない球

が出ると言う事です。


ちなみに、ローテーションには前倒しと後ろ倒しがあり、テイクバ

ックでは後ろ側にローテーションをし、ダウンスイングでは前側に

ローテ―ションします。


そして、トップでそれを切り返すのではなく、ダウンスイングの半

分辺りから切り替える事でレイトヒティングになります。


また、レイドオフ打法や平行落とし打法などはこのローテーション

をダウンスイングでさらに深め、ギリギリのところで前倒しに切り

替えるためにヘッドがさらに走ります。

ジョンラームやガルシアの平行落としや、チャンプやウルフの後ろ

倒しが有名です。

これは「後ろ倒し」と言う言葉で解説しています。


また、コックした手首を解く、アンコックも同様に手が右脚の前に

なるまでは一切解かない事でヘッドが走ります。

スロー動画で撮ると良く分かります。


この動作をするにはグリップエンドの突き刺しと言う言葉で解説さ

れていますので、詳しくはミクシーのバーチャルゴルフ教室の解説

を参考にして下さい。




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