2020年11月4日水曜日

切り返しの踏み込みができない

 

Question


トップから切り返す際、左足を踏み込む、腰をきるって

イメージが湧きません。


どういったイメージでしょうか?

また他にイメージしやすいものは?


切り返しのコツを教えて下さい


Answer


体の使い方はまず、ショルダーターン、ヒップターン、ニーアクショ

ンなどと手以外の部位を全て使っていかにヘッド速度を上げるかです。


足から膝、腰、肩、手、ヘッドと下から上に時間差を作りながらムチ

のように動かして行くタイミングで連動させる事が秘訣です。


そして、それぞれの部位がいつどのように動くと最大のパワーが最小

の力で出せるかを習得する必要があります。


まずは基本動作の一つである体重移動を覚える必要があります。

最近の欧米打法では体重移動がないように見える打法があるのですが、

実は打つ前に体重移動をせずに、ダウンスイングの途中で両脚の蹴り

で移動しているだけで、移動せずに打っている分けではありません。


体重と言う重量を球に乗せる事で最小の力で素早く動く事ができます

ので、体重移動の方法をまず習得しましょう。

これは武道やレスリングのように人を投げたり倒したりする場合に自

分の重心位置を変えてより効率良く動作するのと同じです。


まず踏み込みですが、左足を出して体重が全部完全に乗ってしまうと

体重は移動しているのですが、手に掛かる力が足に掛かって分散され

てしまいます。


そこでインパクト重力を最大にするには重心が左に移動している最中

にインパクトにする事で体重が球により乗る事になります。


重心は左(目標方向)と後ろ(後ろ打席方向)の両方に移動します。

トップで右足のカカトに体重を乗せ、右のお尻を後ろに突き出し、体

重移動によって左のお尻をさらに後ろに突き出し、体重は左足の踵に

乗ります。


この動作が簡単にできるように逆に体重を利用していると考え、より

効率を上げるための動きを覚える事が大切です。


これによってほとんど力を使わずに重力とバネを使って力を使わずに

飛ぶという体の使い方をまず覚えます。

これができていない内に力で打ったり飛ばしの技を入れても効率が上

がらないだけではなく怪我をする危険性が高まります。


切り返しで迷っておられる方はこの基本動作ができていません。

しっかりと体重移動をマスターしましょう。





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