2020年11月3日火曜日

テイクバックでインサイドに引く癖


Question


テイクバックの際にインサイドに引いてしまう癖があります。

テイクバックで手首の角度がキープできずにプレーンからヘッド

が外れてしまいます。


改善のためにおすすめのドリル等がありましたら、教えて下さい。

参考ベストスコア84です。


Answer


まずテイクバックを3分割します。

シャフトが水平になる位置まで、左腕が水平になる位置、そして

トップまでと割ってそれぞれに行う動作をメカニズムとして覚え

ると、簡単に修正ができるようになります。


感覚派の方は常に感覚だけでフォームを記憶しようとするのです

が、感覚はその都度違ったり一晩寝たら消えたり変わったり、や

っている積りになっていたりでいい加減です。


やはりスイングは型としてまず見た目のフォームを作り上げると

それを基準に精度をあげたり調整したりで維持する事が可能です。


まず、最初の3分の1で何をするかです(チェックポイント1)

肩は30度回転し左腕はローテーションせずに手が飛球線上を真

っ直ぐ後方に移動しながら左手首を谷から山にします。


この時に左手の甲は斜め前打席方向に向き、シャフトは水平で、

飛球線上後方から見ると手とヘッドがその位置でかさなり、その

両方は左肩のインサイドになります。






そこから左腕が水平になる位置(チェックポイント2)までは肩

は90度回り、手は右肩の高さに上げ、左腕はローテーションを

して、シャフトがオンプレインとなり、1~2の間はコックを深

めずに、シャフトは前方から見ると垂直にならないのがレイトコ

ックです。


そして、2からトップの位置まではさらに体を捻転し、ヘッドが

一番奥にぶつかり、腰の捻じりと引っ張り合います。


これがタイガー打法のバンプです。

この際に手首の角度が曖昧だったり、谷になったり逆に山になり

過ぎていたりする場合は軌道がズレて芯を外します。


また、確実に癖を抜くにはなぞりです。

なぞりをして正しい軌道を体に覚えさせ、それからスローでスイ

ングでその軌道に慣れるまで反復し、それから普通の速度で素振

りをしてある程度定着したら球を打って素振りと同じにできたら

それを1万回繰り返せば癖は抜けます。

その際も撮影しながら正しいフォームで振っているかどうかを必

ず確認しながら行う事が大切です。






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