2020年11月2日月曜日

ティーを打つ感覚で 打ったらナイスショット連発

 

Question


ドライバーで頭叩いてよくチョロが出てましたが、ティを打つ感覚で

打ったら、ナイスショット連発でした。

ボールではなく、ティを狙う感覚でいいでしょうか?


Answer


普通に打つと頭を叩くのはヘッドがアドレス時の位置ではなく、高い

位置を通るということで成立している軌道と言う事です。


これはダウンスイングの軌道がフラットになっている事が原因ですの

で、ティーを打つ積りで前傾を深めるとか、軌道を縦にする事によっ

て帳尻が合ったという事です。


スイングは結局はバランスです。

軌道の角度(飛球線上後方から見た時の左上から右下への傾斜)が地

面に対して決まった角度で振る事で再現性が高まるのですが、スイン

グの動作によってもその軌道が変わります。


スイング動作とは例えば横に振るか縦に振るかで変わります。

腰を開いたり左肩で引っ張ると横が強くなり、肩を開かずに引き落と

しを強くしたり、トップで左肩を落とすとこの軌道が縦になります。


結局はそのバランスで軌道の角度が決まりますが、その前にセットア

ップでも変わりますので、その番手にあった前傾角度でアドレスする

事が条件です。


ラウンド中にドライバーだけ何度かトップした時には、ティーを打つ

セットアップで打つとうまく当たるのであれば、それはそれで応急処

置として正解ですが、翌週にそれで当たるかどうかです。

翌週はダフってしまう事もあるかと思います。

その場合にはたまたまトップした原因が横の動作が強かったり、セッ

トアップで肩が目標の右を向いていたのかも知れません。


トップの原因はいくらでもあります。

その原因を特定して、それを修正する事が本来の修正で、常もとのス

イングに戻す事が重要で、その場その場で帳尻合わせによって当れば

良いとすると、いつまで経っても再現性がマックスになりません。

また、大きく崩してしまう原因にもなりますので要注意です。




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